特別保存刀剣 

延寿 刀

No.608068

延寿 来国行曽孫 国泰 国資 南北朝 映り鮮やかに立ち金筋頻りに掛小足頻りに入る名品 二尺二寸七分
¥1,000,000(税込)
極め 伝延寿
寸法 刃長 68.9 cm (二尺二寸七分)・ 1.6 cm ・ 3.0 cm ・ 2.1 cm ・ 3.5 cm ・ 20.9 cm
0.51 cm ・ 0.56 cm ・ 0.43 cm
603 g
肥後 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね薄く、中鋒やや延びる。
小板目肌つみ、柾目肌・板目肌交じり、地沸微塵によくつき、地景細かく入り、映り立つ。
刃文 直刃調に、僅かに小互の目交じり、小足・葉頻りに入り、小沸つき、金筋掛り、匂口明るく冴える。
帽子 焼き深く、直ぐに小丸、先掃きかける。
大磨上、先切、鑢目切、目釘孔二。
ハバキ 金色絵一重。
説明

刃紋は、直刃調に、僅かに小互の目交じり、小足・葉頻りに入り、小沸つき、金筋掛り、匂口明るく冴える。帽子、焼き深く、直ぐに小丸、先掃きかける。茎は、大磨上、先切、鑢目切、目釘孔二。ハバキは、金色絵一重。<br>

延寿派は、山城の来国行の孫、国俊の甥である国村を祖として始まり、その子国泰・国資等、一門には多くの名工が輩出し、鎌倉時代末より、南北朝期にかけて、菊池氏の庇護のもと肥後国菊池の地で大いに繁栄した。この刀は、身幅広く、先幅広く、重ね薄く、鋒が延びごころとなる南北朝の体配で、小板目肌に、柾目肌・板目肌交じり、映りが鮮やかに立つ地鉄に、直刃調に小互の目僅かに交え、小沸深くつき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える優品である。

 延寿 刀 特別保存刀剣
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