保存刀剣

太刀 銘 吉正 千手院

No.677449

銘 吉正 千手院 平安末期から鎌倉初期 金筋頻りに掛る優品 二尺一寸九分
¥1,600,000(税込)
銘表 吉正 千手院
登録証 福岡県 令和 1 年 8 月 15 日
寸法 刃長 66.4 cm ( 二尺一寸九分)・ 2.1 cm ・ 2.8 cm ・ 1.5 cm ・ 2.3 cm ・ 15.9 cm
0.47 cm ・ 0.62 cm ・ 0.30 cm
473 g
大和 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反り・踏ん張りつき、小鋒。
板目肌に、柾目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、映り立つ。
刃文 直刃調に、互の目・小乱れ交じり、ほつれ・打ちのけ・二十刃掛り、湯走り・飛び焼き掛り、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋長く頻りにかかり、匂深く、匂口明るい。
帽子 のたれ込んで小丸、先掃きかける。
生ぶ、先切、鑢目切、目釘孔二。
ハバキ 銅一重。
説明

千手院派は、平安時代後期に興ったとされる大和最古の流派で、大和国奈良の東大寺に隷属する僧形の承仕法師が、もっぱら東大寺の僧兵の為に鍛刀をしていた。若草山麓の千手谷に鍛冶場があり、同地に千手観音を本尊とする千手院堂があり、その名が付いたと云う。この太刀は、身幅尋常、反り深く、腰反り踏ん張りつく、先細く小鋒となる平安末期から鎌倉初期の優美な太刀姿で、板目肌に、柾目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、映り立つ地鉄に、直刃調に、互の目・小乱れ交じり、ほつれ・打ちのけ・二十刃掛り、湯走り・飛び焼き掛るなど変化に富み、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋長く幾重にも頻りに掛るなど刃中の働き盛んで、覇気溢れ、匂口明るく冴え、出来が良い。目立つ傷欠点も無く、大和物には希少な生茎在銘の優品である。

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