特別保存刀剣 

助広 刀

No.422747

越前守助広 雙 沸匂深い濤瀾乱れ傑作 新刀最上作 重要候補 二尺三寸三分
銘表 越前守助広
銘裏
登録証 福岡県 昭和 29 年 2 月 25 日
寸法 刃長 70.7 cm (二尺三寸三分)・ 1.0 cm ・ 3.3 cm ・ 2.1 cm ・ 3.3 cm ・ 20.7 cm
0.73 cm ・ 0.75 cm ・ 0.53 cm
741 g
越前 時代 江戸時代前期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り浅く、中鋒。
小板目肌に、杢目・流れ肌交じり、地沸微塵につき、鉄明るく冴える。
刃文 焼き幅広く、互の目乱れに、丁子刃交じり、足・葉太く入り、沸深くよくつき、沸筋・砂流しかかり、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 のたれて先尖りごころに深く返る。
産ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔一。
ハバキ 上質金着二重。
説明

津田越前守助廣は、長曽弥虎徹、井上真改と並び称される新刀を代表する名工で、最上作に名を連ねており、殊に刃の明るさは新刀屈指といわれている。二代助広は、通称を甚之丞、寛永十四年(1637年)に摂州打出村(現兵庫県芦屋市)で生まれ、初代助廣門に入り、後に養子となっている。明暦三年(1657年)に越前守を受領、寛文七年(1667年)より大坂城代青山因幡守宗俊に召し抱えられ、天和二年(1682年)に四十六歳で没している。作風は、初めは石堂風の丁子刃であるが、次いで互の目から、大互の目となり、遂には濤瀾刃へと進歩を遂げる。雙と添銘を切るのは、父そほろ助広が没した後、寛文四年から六年に限られる。この刀は、身幅広く3.3cmあり、反りが浅く元先の幅差つく寛文新刀の姿で、助広三十歳頃の作となる。地沸微塵につく明るく冴えた地鉄に、鎬まで迫る焼き幅大きな互の目に、丁子を交じえ、玉焼きかかり、濤瀾乱れとなり、華やかに乱れ、足・葉太く入り、沸匂深く、沸筋・砂流し頻りにかかり、地刃共に明るく冴えて見事である。

越前守助広 刀 特別保存刀剣
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