特別保存刀剣

直胤 脇差

No.480730

大慶直胤造 天保二年仲春 身幅3.4cm 乱れ映り立ち金筋砂流し掛かる備前伝最高傑作 一尺三寸六分
¥2,100,000(税込)
銘表 大慶直胤造
銘裏 天保二年仲春
登録証 埼玉県 昭和 27 年 11 月 29 日
寸法 刃長 41.3 cm (一尺三寸六分)・ 1.0 cm ・ 3.4 cm ・ 12.6 cm
0.93 cm
539 g
武蔵 時代 江戸時代後期
姿 平造、庵棟、身幅広く、反り浅くつく。
板目肌よくつみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映り立ち、鉄明るく冴える。
刃文 互の目に、丁子刃交じり、足よく入り、小沸よくつき、金筋砂流し掛かり、匂口明るい。
帽子 乱れ込んで小丸。
生ぶ、先栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。
ハバキ 金着二重。
説明

直胤は、名を荘司箕兵衛といい、安永七年羽州山形で生まれ、水心子正秀門となり、後大慶と号し江戸日本橋にて鍛刀、文化九年には師正秀と共に館林藩主秋元家のお抱え工となり、文政5(1822)年ごろ筑前大掾を受領、嘉永元(1848)年に美濃介に転じ、安政四年、七十九歳で没している。師正秀の復古刀論をよく実践し、備前伝・相州伝を得意としたが、丁子乱れの巧みさは新々刀随一の定評がある。この刀は、天保二年53歳の作で、身幅3.4cmと広く、板目肌に、杢目肌がよく練れて、直胤独特の渦巻状の肌が現れ、地景黒く長くよく入る精良な地鉄に、乱れ映りが立ち、金筋砂流し掛かる互の目丁子を焼き、地刃明るく冴える備前伝の最高傑作である。頗る健全で傷欠点無く、最上の研ぎが施された名品である。

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