
特別保存刀剣特別保存刀剣
銘 正恒 太刀 銘 正恒 太刀
No.041229太刀 銘 正恒 備中妹尾 平安末期 雉股生茎太刀 重要候補 小乱れ足葉頻りに入り匂口明るく冴える名刀 二尺一寸八分太刀 銘 正恒 備中妹尾 平安末期 雉股生茎太刀 重要候補 小乱れ足葉頻りに入り匂口明るく冴える名刀 二尺一寸八分
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- 銘表Mei-Omote
- 正恒(古青江)正恒(古青江)
- 登録証Registration
- 福岡県 Fukuoka 令和5年3月2日 3/2/5(Reiwa)
- 時代Period
- 平安末期養和頃平安末期養和頃
- 法量Size
-
刃長 66.1cm (二尺一寸八分) 反り 2.4cm
元幅 3.0cm 先幅 1.9cm 元重 0.57cm 鎬厚 0.73cm 先重 0.37cm 鋒長 2.9cm 茎長 16.9cm 重量 594gHachou 66.1cm (二尺一寸八分) Sori 2.4cm
Moto-Haba 3.0cm Saki-Haba 1.9cm Moto-Kasane 0.57cm Shinogi-Thikess 0.73cm Saki-Kasane 0.37cm Kissaki-Chou 2.9cm Nakago-Chou 16.9cm Weight 594g - 国Country
- 備中備中
- 姿Shape
- 鎬造、三ツ棟、身幅広く、反り深く、腰反り・踏ん張り付き、先幅細く、小鋒。鎬造、三ツ棟、身幅広く、反り深く、腰反り・踏ん張り付き、先幅細く、小鋒。
- 鍛Kitae
- 板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、映り立つ。板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚く付き、映り立つ。
- 刃文Hamon
- 直刃調に、のたれ・小乱れ交じり、湯走り掛かり、足・葉頻りに入り、小沸深くつき、金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。直刃調に、のたれ・小乱れ交じり、湯走り掛かり、足・葉頻りに入り、小沸深くつき、金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。
- 帽子Boushi
- 直ぐに焼き詰めごころ。直ぐに焼き詰めごころ。
- 茎Nakago
- 生ぶ、雉股、先少し詰め切、鑢目大筋交、目釘孔二。生ぶ、雉股、先少し詰め切、鑢目大筋交、目釘孔二。
- ハバキHabaki
- 金着一重。金着一重。
- 説明Drscription
- 備中妹尾は、平家方の妹尾一族の本拠地で、高梁川下流域の青江の地より東方備前寄りに位置している。正恒は、その妹尾で、平安末期養和頃から鎌倉初期f建永頃に活躍した刀工と伝え、国宝1点・重要文化財6点が指定されている。本作は、茎尻は僅かに詰めているが作刀時の姿を留める雉股生茎の太刀で、身幅広く、反り深く、腰反り・踏ん張り付き、先細くなり小鋒に結ぶ平安後期の優美な姿を呈し、板目肌に杢目交え、地沸微塵に厚くつき、映り立ち、地班交じりの縮緬風の美しい地鉄に、直刃調に、のたれ・小乱れ交じり、湯走り掛り、足・葉頻りに入る古雅な出来で、深くついた沸がキラキラと輝き、金筋・砂流し掛り、匂口明るく冴える格調高い名刀である。平肉残り健全で、刀銘に入る二字銘も鮮明に残る。備中妹尾は、平家方の妹尾一族の本拠地で、高梁川下流域の青江の地より東方備前寄りに位置している。正恒は、その妹尾で、平安末期養和頃から鎌倉初期f建永頃に活躍した刀工と伝え、国宝1点・重要文化財6点が指定されている。本作は、茎尻は僅かに詰めているが作刀時の姿を留める雉股生茎の太刀で、身幅広く、反り深く、腰反り・踏ん張り付き、先細くなり小鋒に結ぶ平安後期の優美な姿を呈し、板目肌に杢目交え、地沸微塵に厚くつき、映り立ち、地班交じりの縮緬風の美しい地鉄に、直刃調に、のたれ・小乱れ交じり、湯走り掛り、足・葉頻りに入る古雅な出来で、深くついた沸がキラキラと輝き、金筋・砂流し掛り、匂口明るく冴える格調高い名刀である。平肉残り健全で、刀銘に入る二字銘も鮮明に残る。
