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特別保存刀剣 特別保存刀剣
左文字 刀 左文字 刀
No.104291左文字 沸づく精緻な美しい地鉄に飛び焼き金筋掛り匂深く地刃明るく冴え渡る最高傑作 二尺四寸二分左文字 沸づく精緻な美しい地鉄に飛び焼き金筋掛り匂深く地刃明るく冴え渡る最高傑作 二尺四寸二分
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- 極めKiwame
- 左 左
- 登録証Registration
- 神奈川県 Kanagawa 昭和53年1月18日 1/18/53(Showa)
- 時代Period
- 南北朝時代南北朝時代
- 法量Size
-
刃長 73.4cm (二尺四寸二分) 反り 1.9cm
元幅 2.9cm 先幅 2.1cm 元重 0.57cm 鎬厚 0.73cm 先重 0.47cm 鋒長 4.0cm 茎長 21.8cm 重量 745gHachou 73.4cm (二尺四寸二分) Sori 1.9cm
Moto-Haba 2.9cm Saki-Haba 2.1cm Moto-Kasane 0.57cm Shinogi-Thikess 0.73cm Saki-Kasane 0.47cm Kissaki-Chou 4.0cm Nakago-Chou 21.8cm Weight 745g - 国Country
- 筑前筑前
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、腰反りつき、大鋒。鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、腰反りつき、大鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌つみ、小杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かくよく入り、鉄冴える。小板目肌つみ、小杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かくよく入り、鉄冴える。
- 刃文Hamon
- のたれて、互の目に、小互の目・丁子刃など交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛かり、足太くよく入り、沸深くよくつき、金筋・砂流し掛り、匂口明るく冴える。のたれて、互の目に、小互の目・丁子刃など交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛かり、足太くよく入り、沸深くよくつき、金筋・砂流し掛り、匂口明るく冴える。
- 帽子Boushi
- のたれ込んで先尖りごころに返る。のたれ込んで先尖りごころに返る。
- 茎Nakago
- 大磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔三。大磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔三。
- ハバキHabaki
- 金無垢二重。金無垢二重。
- 説明Drscription
- 筑前国左文字は、大左と通称され、実阿の子と伝え、銘文の左は、左衛門三郎の略という。相州正宗十哲の一人に数えられ、それまでの古典的な九州物の作域から大いに脱皮し、地刃共に明るく冴え、地景や金筋の目立つ新作風を確立した。現存する在銘の太刀は、国宝の「江雪左文字」のみであるが、短刀の作例は比較的多く残されている。左一門は、南北朝期に大いに栄えたが、大左の子と伝える貞吉・安吉を始め弘行・国弘などがいて、これら左一門を末左と呼称する。この刀は、反り深く、腰反り付き、大鋒となる南北朝の豪壮な姿で、小板目肌に、小杢目肌交じり、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かくよく入り、精緻な明るく冴え渡る美しい地鉄に、のたれて、互の目・丁子刃などが交じり、足太くよく入り、銀砂を撒いたようにキラキラと小沸明るく輝き、湯走り・飛び焼き掛り、金筋砂流し掛り、匂深く、匂口明るく冴え渡る最高傑作である。筑前国左文字は、大左と通称され、実阿の子と伝え、銘文の左は、左衛門三郎の略という。相州正宗十哲の一人に数えられ、それまでの古典的な九州物の作域から大いに脱皮し、地刃共に明るく冴え、地景や金筋の目立つ新作風を確立した。現存する在銘の太刀は、国宝の「江雪左文字」のみであるが、短刀の作例は比較的多く残されている。左一門は、南北朝期に大いに栄えたが、大左の子と伝える貞吉・安吉を始め弘行・国弘などがいて、これら左一門を末左と呼称する。この刀は、反り深く、腰反り付き、大鋒となる南北朝の豪壮な姿で、小板目肌に、小杢目肌交じり、地沸が微塵に厚くつき、地景が細かくよく入り、精緻な明るく冴え渡る美しい地鉄に、のたれて、互の目・丁子刃などが交じり、足太くよく入り、銀砂を撒いたようにキラキラと小沸明るく輝き、湯走り・飛び焼き掛り、金筋砂流し掛り、匂深く、匂口明るく冴え渡る最高傑作である。
