
特別保存刀剣特別保存刀剣
紀充 脇差紀充 脇差
No.326822越中守入道紀充 宝永四年二月吉日 時代拵付 身幅3.3cm玉焼き金筋砂流し頻りに掛る覇気溢れる優品 一尺七寸七分越中守入道紀充 宝永四年二月吉日 時代拵付 身幅3.3cm玉焼き金筋砂流し頻りに掛る覇気溢れる優品 一尺七寸七分
- 銘表Mei-Omote
- 越中守入道紀充 越中守入道紀充
- 裏銘Ura-mei
- 宝永四年二月吉日宝永四年二月吉日
- 登録証Registration
- 鳥取県 Tottori 昭和36年1月27日 1/27/36(Showa)
- 時代Period
- 江戸前期宝永四年江戸前期宝永四年
- 法量Size
-
刃長 53.5cm ( 一尺七寸七分) 反り 1.1cm
元幅 3.3cm 先幅 2.4cm 元重 0.80cm 鎬厚 0.85cm 先重 0.62cm 鋒長 3.8cm 茎長 14.5cm 重量 519gHachou 53.5cm ( 一尺七寸七分) Sori 1.1cm
Moto-Haba 3.3cm Saki-Haba 2.4cm Moto-Kasane 0.80cm Shinogi-Thikess 0.85cm Saki-Kasane 0.62cm Kissaki-Chou 3.8cm Nakago-Chou 14.5cm Weight 519g - 国Country
- 越中越中
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、中鋒。鎬造、庵棟、身幅広く、中鋒。
- 鍛Kitae
- 板目肌に、杢目肌交じり、地沸厚くつき、地景よく入り、鉄冴える。板目肌に、杢目肌交じり、地沸厚くつき、地景よく入り、鉄冴える。
- 刃文Hamon
- のたれに、互の目交じり、湯走り・飛び焼き・玉焼き掛かり、足・葉入り、沸深くつき、金筋・砂流し幾重にも頻りに掛り、匂深く、匂口明るい。のたれに、互の目交じり、湯走り・飛び焼き・玉焼き掛かり、足・葉入り、沸深くつき、金筋・砂流し幾重にも頻りに掛り、匂深く、匂口明るい。
- 帽子Boushi
- 乱れ込んで、先掃き掛けて返る。乱れ込んで、先掃き掛けて返る。
- 茎Nakago
- 生ぶ、先刃上り栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。生ぶ、先刃上り栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。
- ハバキHabaki
- 銅一重。銅一重。
- 拵Sword mounitings
- 茶漆石目地塗鞘拵
法量
長さ73.8cm 反り2.5cm
説明
鐔 鉄地銀杏透金象嵌。 縁頭 鉄地 金銀象嵌。 目貫 千鳥図金色絵。茶漆石目地塗鞘拵
法量
長さ73.8cm 反り2.5cm
説明
鐔 鉄地銀杏透金象嵌。 縁頭 鉄地 金銀象嵌。 目貫 千鳥図金色絵。 - 説明Drscription
- 筒井紀充(のりみつ)は、大和文殊派の鍛冶である越中守包国の子として寛文六年に生まれ、輝邦と銘し、宝永頃に入道して紀充と切る。初め大坂で鍛刀し、享保年中は河内、のちに大和郡山の九条に移る。作風は、大坂新刀の影響が強く、特に津田越前守助広に私淑しており、助広を想わせる沸・匂いの深い濤欄刃を焼き、大和文殊派の鍛冶であるので、地鉄の柾が強く、それが刃中に絡むと金筋・砂流しが長くよく働く。この刀は、地沸厚くつき、のたれに、互の目交じり、飛び焼き・玉焼き頻りに掛かり、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛かり、刃中よく働き、匂口明るく、覇気溢れる優品である。筒井紀充(のりみつ)は、大和文殊派の鍛冶である越中守包国の子として寛文六年に生まれ、輝邦と銘し、宝永頃に入道して紀充と切る。初め大坂で鍛刀し、享保年中は河内、のちに大和郡山の九条に移る。作風は、大坂新刀の影響が強く、特に津田越前守助広に私淑しており、助広を想わせる沸・匂いの深い濤欄刃を焼き、大和文殊派の鍛冶であるので、地鉄の柾が強く、それが刃中に絡むと金筋・砂流しが長くよく働く。この刀は、地沸厚くつき、のたれに、互の目交じり、飛び焼き・玉焼き頻りに掛かり、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛かり、刃中よく働き、匂口明るく、覇気溢れる優品である。

