
特別保存刀剣 特別保存刀剣
金道 刀 金道 刀
No.333326菊紋 伊賀守藤原金道 二代 延宝頃 冴えた地鉄に華やかな丁子刃足葉頻りに入り沸筋掛る優品 二尺三寸一分菊紋 伊賀守藤原金道 二代 延宝頃 冴えた地鉄に華やかな丁子刃足葉頻りに入り沸筋掛る優品 二尺三寸一分
- 登録証Registration
- 山口県 Yamaguchi 昭和28年12月7日 12/7/28(Showa)
- 時代Period
- 江戸初期寛永頃江戸初期寛永頃
- 法量Size
-
刃長 70.2cm (二尺三寸一分) 反り 2.0cm
元幅 3.2cm 先幅 2.1cm 元重 0.57cm 鎬厚 0.69cm 先重 0.48cm 鋒長 3.1cm 茎長 19.9cm 重量 696gHachou 70.2cm (二尺三寸一分) Sori 2.0cm
Moto-Haba 3.2cm Saki-Haba 2.1cm Moto-Kasane 0.57cm Shinogi-Thikess 0.69cm Saki-Kasane 0.48cm Kissaki-Chou 3.1cm Nakago-Chou 19.9cm Weight 696g - 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、中鋒。鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、中鋒。
- 鍛Kitae
- 板目肌に、杢目肌・小杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、鉄冴える。板目肌に、杢目肌・小杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、鉄冴える。
- 刃文Hamon
- 直に焼き出し、丁子に、互の目・尖り刃交じり、足・葉頻りに入り、小沸つき、所々粗目の沸を交え、沸筋掛り、匂口明るい。直に焼き出し、丁子に、互の目・尖り刃交じり、足・葉頻りに入り、小沸つき、所々粗目の沸を交え、沸筋掛り、匂口明るい。
- 帽子Boushi
- 掃きかけて直ぐに小丸。掃きかけて直ぐに小丸。
- 茎Nakago
- 生ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔一。生ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔一。
- ハバキHabaki
- 金着二重。金着二重。
- 説明Drscription
- 伊賀守金道は、三品派の祖である関の兼道の長男で、文禄二年(1593年)に父と三人の弟(和泉守金道、丹波守吉道、越中守正俊)とともに美濃から京に移住し、一門の長兄として三品派の名を大いに高めた。文禄3年伊賀守を受領して禁裏御用を賜る。慶長19年の春、家康より太刀千腰の注文を受け、その功をもって「日本鍛冶宗匠」となり、刀工たちの朝廷への受領斡旋を一手に引き受けたが、これは代々伊賀守家が幕末まで務め栄えた。 寛永6年(1629年)12月没。二代伊賀守金道は、名を三品勘兵衛といい、初代伊賀守金道の長男として生まれ、寛永十四年に伊賀守を受領、延宝八年没。この刀は、身幅広く、反り深く、中鋒となる延宝頃の作で、板目肌に、小杢目肌交じり、冴えた地鉄に、華やかな丁子刃を焼き、足・葉頻りに入り、小沸付、粗目の沸を交え、沸筋掛り、匂口明るい優品である。伊賀守金道は、三品派の祖である関の兼道の長男で、文禄二年(1593年)に父と三人の弟(和泉守金道、丹波守吉道、越中守正俊)とともに美濃から京に移住し、一門の長兄として三品派の名を大いに高めた。文禄3年伊賀守を受領して禁裏御用を賜る。慶長19年の春、家康より太刀千腰の注文を受け、その功をもって「日本鍛冶宗匠」となり、刀工たちの朝廷への受領斡旋を一手に引き受けたが、これは代々伊賀守家が幕末まで務め栄えた。 寛永6年(1629年)12月没。二代伊賀守金道は、名を三品勘兵衛といい、初代伊賀守金道の長男として生まれ、寛永十四年に伊賀守を受領、延宝八年没。この刀は、身幅広く、反り深く、中鋒となる延宝頃の作で、板目肌に、小杢目肌交じり、冴えた地鉄に、華やかな丁子刃を焼き、足・葉頻りに入り、小沸付、粗目の沸を交え、沸筋掛り、匂口明るい優品である。
