
五条兼永 刀 五条兼永 刀
No.349169五条兼永 平安時代後期 優美で凛とした姿に沸映り立ち小丁子小互の目足頻りに入る古雅な名刀 二尺三寸四分五条兼永 平安時代後期 優美で凛とした姿に沸映り立ち小丁子小互の目足頻りに入る古雅な名刀 二尺三寸四分
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- 極めKiwame
- 特別保存刀剣特別保存刀剣
- 登録証Registration
- 熊本県 Kumamoto 令和4年11月17日 11/17/4(Reiwa)
- 時代Period
- 平安時代後期平安時代後期
- 法量Size
-
刃長 71.0cm (二尺三寸四分) 反り 2.1cm
元幅 3.0cm 先幅 1.8cm 元重 0.55cm 鎬厚 0.65cm 先重 0.33cm 鋒長 2.3cm 茎長 22.1cm 重量 676gHachou 71.0cm (二尺三寸四分) Sori 2.1cm
Moto-Haba 3.0cm Saki-Haba 1.8cm Moto-Kasane 0.55cm Shinogi-Thikess 0.65cm Saki-Kasane 0.33cm Kissaki-Chou 2.3cm Nakago-Chou 22.1cm Weight 676g - 国Country
- 山城山城
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、輪反り、小鋒。鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、輪反り、小鋒。
- 鍛Kitae
- 板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入り、沸映り立つ。板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入り、沸映り立つ。
- 刃文Hamon
- 直刃調に、小丁子・小互の目交・角張った刃など交じり、小足頻りに入り、小沸よくつき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える。直刃調に、小丁子・小互の目交・角張った刃など交じり、小足頻りに入り、小沸よくつき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える。
- 帽子Boushi
- 直ぐに小丸、浅く返る。直ぐに小丸、浅く返る。
- 茎Nakago
- 大磨上、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二。大磨上、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二。
- ハバキHabaki
- 、金着二重。、金着二重。
- 彫物Carving
- 表裏に棒樋を掻き流す。表裏に棒樋を掻き流す。
- 説明Drscription
- 三条派は、山城に限らず日本刀最古の流派で、その始祖宗近の活躍時期は、平安時代中期、一条天皇の治世、永延(987年)頃と言われており、日本刀が直刀から反りのある湾刀に変化した時期の名工として知られている。兼永は、宗近の子とも孫とも伝え、三条から五条に移り五条派の祖として知られる。この刀は、身幅広く、反り深く、小鋒となる優美で凛とした平安時代の格調高い体配に、板目肌に、杢目交じり、地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入り沸映り立つ美しい地鉄に、小乱れ・小丁子・小互の目。角張る刃など交じり、小足頻りに入り、小沸深くつき、金筋頻りに掛り、古雅で三条・五条の趣が窺われる五条兼永極めの名刀である。物打ちには、誉傷が残り武勲を物語る三条派は、山城に限らず日本刀最古の流派で、その始祖宗近の活躍時期は、平安時代中期、一条天皇の治世、永延(987年)頃と言われており、日本刀が直刀から反りのある湾刀に変化した時期の名工として知られている。兼永は、宗近の子とも孫とも伝え、三条から五条に移り五条派の祖として知られる。この刀は、身幅広く、反り深く、小鋒となる優美で凛とした平安時代の格調高い体配に、板目肌に、杢目交じり、地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入り沸映り立つ美しい地鉄に、小乱れ・小丁子・小互の目。角張る刃など交じり、小足頻りに入り、小沸深くつき、金筋頻りに掛り、古雅で三条・五条の趣が窺われる五条兼永極めの名刀である。物打ちには、誉傷が残り武勲を物語る
