
助包 太刀 助包 太刀
No.409863助包 平安末期古備前 乱れ映り立地鉄に小乱れ小丁子足葉金筋砂流しりに入る優品 二尺四寸四分助包 平安末期古備前 乱れ映り立地鉄に小乱れ小丁子足葉金筋砂流しりに入る優品 二尺四寸四分
- 銘表Mei-Omote
- 助包助包
- 登録証Registration
- 26年7月1日 7/1/26
- 時代Period
- 平安末期 平安末期
- 法量Size
-
刃長 74.0cm (二尺四寸四分) 反り 2.5cm
元幅 2.7cm 先幅 1.3cm 元重 0.61cm 鎬厚 0.69cm 先重 0.30cm 鋒長 2.0cm 茎長 23.6cm 重量 723gHachou 74.0cm (二尺四寸四分) Sori 2.5cm
Moto-Haba 2.7cm Saki-Haba 1.3cm Moto-Kasane 0.61cm Shinogi-Thikess 0.69cm Saki-Kasane 0.30cm Kissaki-Chou 2.0cm Nakago-Chou 23.6cm Weight 723g - 国Country
- 備前備前
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅やや狭く、反り深く、腰反り踏ん張りつき、小鋒。鎬造、庵棟、身幅やや狭く、反り深く、腰反り踏ん張りつき、小鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映りたつ。小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映りたつ。
- 刃文Hamon
- 直刃調に、小乱れ・小丁子交じり、足・葉頻りに入り、小沸深くつき、金筋・砂流しかかる。直刃調に、小乱れ・小丁子交じり、足・葉頻りに入り、小沸深くつき、金筋・砂流しかかる。
- 帽子Boushi
- 直ぐに小丸。直ぐに小丸。
- 茎Nakago
- 生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔四。生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔四。
- ハバキHabaki
- 金着一重。金着一重。
- 説明Drscription
- 備前国では、吉井川流域で産出される良質な砂鉄を原料とし古くから鍛刀が行われたが、平安時代後期から鎌倉時代初期の刀工を総称して古備前派と称する。平安中期永延頃の友成を祖とすると伝え、他著名工には、正恒・包平・助包などがいる。古来より贈答用、奉納用に珍重され、江戸時代においてはそのほとんどが大名家ないし寺社に納められていた。助包は、平安末期元暦頃の刀工で、是助の子と伝え、左近将監を名乗り、桜丸・抜丸・祢祢丸の作者と云う。この刀は、反り深く、腰反り踏ん張りつき、先伏せごころとなる平安時代の凛とした姿に、板目肌交じる小目肌に、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映りたつ地鉄に、直刃調に、小丁子・小乱れ交じえ、足・葉頻りに入り、小沸深くよくつき、金筋掛る古雅で健全な優品である。備前国では、吉井川流域で産出される良質な砂鉄を原料とし古くから鍛刀が行われたが、平安時代後期から鎌倉時代初期の刀工を総称して古備前派と称する。平安中期永延頃の友成を祖とすると伝え、他著名工には、正恒・包平・助包などがいる。古来より贈答用、奉納用に珍重され、江戸時代においてはそのほとんどが大名家ないし寺社に納められていた。助包は、平安末期元暦頃の刀工で、是助の子と伝え、左近将監を名乗り、桜丸・抜丸・祢祢丸の作者と云う。この刀は、反り深く、腰反り踏ん張りつき、先伏せごころとなる平安時代の凛とした姿に、板目肌交じる小目肌に、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、乱れ映りたつ地鉄に、直刃調に、小丁子・小乱れ交じえ、足・葉頻りに入り、小沸深くよくつき、金筋掛る古雅で健全な優品である。
