脇差 伯耆守藤原信高 初代 身幅3.6cm平造豪壮刀 慶長頃 変化に富んだ華やかな一文字風丁子乱れ名品 一尺二寸五分
保存刀剣

信高 脇差

No.601981

脇差 伯耆守藤原信高 初代 身幅3.6cm平造豪壮刀 慶長頃 変化に富んだ華やかな一文字風丁子乱れ名品 一尺二寸五分

¥800,000(tax included)
Mei-Omote
伯耆守藤原信高(初代)
Registration
Osaka 2/20/37(Showa)
Period
江戸初期慶長頃
Size

Hachou 37.8cm (一尺二寸五分) Sori 1.0cm
Moto-Haba 3.6cm Moto-Kasane 0.67cm Nakago-Chou 12.1cm Weight 402g

Country
尾張
Shape
平造、庵棟、身幅広く、反り尋常。
Kitae
板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵につく。
Hamon
のたれて、丁子乱れに、重花風の丁子・袋丁子など交じり、飛び焼き掛り、足・葉頻りに入り、小沸つき、匂口沈みごころ。
Boushi
のたれ込んで尖りごころに返る。
Nakago
生ぶ、先入山形、鑢目筋交、目釘孔一。
Habaki
銀着一重。
Carving
表棒樋を掻きながし、裏腰に二筋樋を掻き流す。
Drscription
初代信高は、美濃三阿弥派の刀工で、名を河村左衛門といい、本国美濃で、天正九年頃に伯耆守を受領、慶長初年には尾張清州に移り、慶長15年には名古屋に住し鍛刀している。寛永13年没。信高家は、その後代々幕末まで尾張鍛冶として活躍した。この刀は、身幅が3.6cmもある豪壮な平造の豪壮刀で、杢目交じりの板目肌に地沸がつき、丁子に、重花風の丁子・袋丁子など交え、飛び焼き頻りに掛り、変化に富んだ華やかな一文字風の丁子を焼き、足・葉頻りに入り、小沸よくつき、匂口沈みごころの名品である。
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