特別保存刀剣 特別保存刀剣
中島来 刀 中島来 刀
No.424004刀 中島来 国俊門 精良で冴えた美しい地鉄に小足葉頻りに入り匂口明るく冴える大鋒豪壮傑作刀 二尺二寸刀 中島来 精良で冴えた美しい地鉄に小足葉頻りに入り匂口明るく冴える大鋒傑作 二尺二
- 極めKiwame
- 中島来中島来
- 登録証Registration
- 宮城県 Miyagi 昭和29年2月11日 2/11/29(Showa)
- 時代Period
- 南北朝初期
- 法量Size
-
刃長 66.7cm (二尺二寸) 反り 0.7cm
元幅 3.1cm 先幅 2.6cm 元重 0.50cm 鎬厚 0.65cm 先重 0.55cm 鋒長 7.6cm 茎長 20.1cm 重量 701gHachou 66.7cm (二尺二寸) Sori 0.7cm
Moto-Haba 3.1cm Saki-Haba 2.6cm Moto-Kasane 0.50cm Shinogi-Thikess 0.65cm Saki-Kasane 0.55cm Kissaki-Chou 7.6cm Nakago-Chou 20.1cm Weight 701g - 国Country
- 山城山城
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅広く、磨上げて反り浅く、大鋒。鎬造、庵棟、身幅広く、磨上げて反り浅く、大鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌に、小杢目交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。小板目肌に、小杢目交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。
- 刃文Hamon
- 中直刃調に、浅くのたれて、小乱れ交じり、湯走り掛り、小足・葉頻りに入り、小沸つき、匂口明るく冴える。中直刃調に、浅くのたれて、小乱れ交じり、湯走り掛り、小足・葉頻りに入り、小沸つき、匂口明るく冴える。
- 帽子Boushi
- 金筋掛り、のたれ込んで小丸。金筋掛り、のたれ込んで小丸。
- 茎Nakago
- 大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。
- ハバキHabaki
- 金着一重。金着一重。
- 説明Drscription
- 来国長は、来国俊の門人で、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけ活躍したが、後に京より摂津国中島に移住したことから、中島来と呼称されている。作風は、来国光に近似している。この刀は、身幅広く3.1cmあり、鋒大きく延びる南北朝の豪壮な体配で、小杢目に、地沸微塵に厚くつき、精良で冴えた美しい地鉄に、小足・葉よく入る小乱れ交りの焼き幅広い直刃を焼き、匂口明るく冴え、頗る健全な来国光でも通る傑作である。来国長は、来国俊の門人で、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけ活躍したが、後に京より摂津国中島に移住したことから、中島来と呼称されている。作風は、来国光に近似している。この刀は、身幅広く3.1cmあり、鋒大きく延びる南北朝の豪壮な体配で、小杢目に、地沸微塵に厚くつき、精良で冴えた美しい地鉄に、小足・葉よく入る小乱れ交りの焼き幅広い直刃を焼き、匂口明るく冴え、頗る健全な来国光でも通る傑作である。