特別保存刀剣 特別保存刀剣
長船兼光 刀長船兼光 刀
No.988582刀 長船兼光 時代太刀拵付 南北朝初期 重要候補 精良な地鉄に映り立ち片落ち風互の目を交える名品 二尺二寸九刀 長船兼光 時代太刀拵付 南北朝初期 重要候補 精良な地鉄に映り立ち片落ち風互の目を交える名品 二尺二寸九
- 極めKiwame
- 長船兼光長船兼光
- 登録証Registration
- 広島県 Hiroshima 昭和41年12月15日 12/15/41(Showa)
- 時代Period
- 南北朝時代正慶頃南北朝時代正慶頃
- 法量Size
-
刃長 69.4cm (二尺二寸九分) 反り 1.8cm
元幅 2.9cm 先幅 1.9cm 元重 0.63cm 鎬厚 0.72cm 先重 0.51cm 鋒長 2.5cm 茎長 19.1cm 重量 724gHachou 69.4cm (二尺二寸九分) Sori 1.8cm
Moto-Haba 2.9cm Saki-Haba 1.9cm Moto-Kasane 0.63cm Shinogi-Thikess 0.72cm Saki-Kasane 0.51cm Kissaki-Chou 2.5cm Nakago-Chou 19.1cm Weight 724g - 国Country
- 備前備前
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反りつき、中鋒。鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反りつき、中鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、映り立つ。小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、映り立つ。
- 刃文Hamon
- 互の目が連れ、角張る刃や片落ち風の互の目を交え、足・葉よく入り、小沸深くつき、金筋掛かり、匂口明るい。互の目が連れ、角張る刃や片落ち風の互の目を交え、足・葉よく入り、小沸深くつき、金筋掛かり、匂口明るい。
- 帽子Boushi
- 乱れ込んで先尖りごころに返る。乱れ込んで先尖りごころに返る。
- 茎Nakago
- 大磨上、先栗尻、鑢目切、目釘孔二。大磨上、先栗尻、鑢目切、目釘孔二。
- ハバキHabaki
- 金着一重。金着一重。
- 拵Sword mounitings
- 黒漆虫食塗鞘太刀拵 [江戸時代]
法量
長さ102.6cm 反り5.5cm
説明
鐔 赤銅波図金覆輪。 総金具 赤銅磨地唐草図。 目貫 赤銅這竜図金色絵。
黒漆虫食塗鞘太刀拵 [江戸時代]
法量
長さ102.6cm 反り5.5cm
説明
鐔 赤銅波図金覆輪。 総金具 赤銅磨地唐草図。 目貫 赤銅這竜図金色絵。
- 説明Drscription
- 備前長船派は、鎌倉時代中期の光忠に始まり、長光・景光、そして兼光へと継承されている。兼光の作刀時期は、鎌倉末期の元亨から、南北朝期の貞治に及ぶ45年の長きに亘っている。作風は南北朝の康永頃までは、尋常な体配に互の目や直刃に互の目を交えた刃を焼き、父景光に似た作風となるが、貞和頃より姿が大柄になり、のたれ主調の沸の強い出来の所謂相伝備前となる。この刀は、身幅尋常、腰反り高く、中鋒となる鎌倉末期の体配で、小板目肌つみ、地沸微塵に厚くつき、映り立つ精良で美しい地鉄に、連れた互の目に角張る刃や片落ち風の互の目を交え、父景光風の作域となる兼光前期作の名品である。備前長船派は、鎌倉時代中期の光忠に始まり、長光・景光、そして兼光へと継承されている。兼光の作刀時期は、鎌倉末期の元亨から、南北朝期の貞治に及ぶ45年の長きに亘っている。作風は南北朝の康永頃までは、尋常な体配に互の目や直刃に互の目を交えた刃を焼き、父景光に似た作風となるが、貞和頃より姿が大柄になり、のたれ主調の沸の強い出来の所謂相伝備前となる。この刀は、身幅尋常、腰反り高く、中鋒となる鎌倉末期の体配で、小板目肌つみ、地沸微塵に厚くつき、映り立つ精良で美しい地鉄に、連れた互の目に角張る刃や片落ち風の互の目を交え、父景光風の作域となる兼光前期作の名品である。