銘 家次 加賀青江内反り短刀 鍛えに沿って湯走り飛び焼き掛る美しい地鉄に金筋頻りに掛る傑作 七寸四分
特別保存刀剣

銘 家次 短刀

No.089484

銘 家次 加賀青江内反り短刀 鍛えに沿って湯走り飛び焼き掛る美しい地鉄に金筋頻りに掛る傑作 七寸四分

¥500,000(tax included)
Mei-Omote
家次
Registration
Osaka 7/25/60(Showa)
Period
室町中期文明頃
Size

Hachou 22.5cm (七寸四分) Sori 内反 Moto-Haba 2.0cm Moto-Kasane 0.56cm Nakago-Chou 10.9cm Weight 112

Country
加賀
Shape
平造、庵棟、身幅狭く、内反り。
Kitae
板目肌、地沸厚くつき、地景入り、鍛に沿って湯走りが頻りに掛る。
Hamon
小互の目に、鍛えに沿って飛び焼き頻りに掛り、小足・葉頻りに入り、小沸深くよくつき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える。
Boushi
乱れ込んで小丸。
Nakago
生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手下り、目釘孔三。
Habaki
金色絵一重。
Drscription
藤島派は、来國俊の子とも伝える藤島友重を祖とし、南北朝時代に越前国藤嶋に移り住み作刀した一派で、後加賀に移り、新刀期に渡って繁栄した。家次は、藤島派の刀工で、応永頃の初代から室町後期にかけて代の継承が見られ、加賀青江とも呼ばれている。この刀は、内反り細身の短刀で、室町中期文明頃の加賀青江名工家次の作と思われ、板目肌に、地沸が厚くつき、地形入り、湯走り・飛び焼きが鍛えに沿って頻りに掛る美しい地鉄に、小互の目に、足・葉よく入り、小沸深くつき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える傑作である。
銘 家次 短刀 特別保存刀剣