
特別保存刀剣 特別保存刀剣
福岡一文字 脇差 福岡一文字 脇差
No.730507脇差 福岡一文字 鎌倉中期 乱れ映り鮮やかに立ち丁子乱れ華やかに乱れ地刃明るく冴える傑作 一尺七寸脇差 福岡一文字 鎌倉中期 乱れ映り鮮やかに立ち丁子乱れ華やかに乱れ地刃明るく冴える傑作 一尺七寸
- 極めKiwame
- 一文字一文字
- 登録証Registration
- 静岡県 Shizuoka 昭和56年4月15日 4/15/56(Showa)
- 時代Period
- 鎌倉中期鎌倉中期
- 法量Size
-
刃長 51.4cm (一尺七寸) 反り 1.6cm
元幅 2.8cm 先幅 2.0cm 元重 0.53cm 鎬厚 0.66cm 先重 0.45cm 鋒長 3.3cm 茎長 14.3cm 重量 455gHachou 51.4cm (一尺七寸) Sori 1.6cm
Moto-Haba 2.8cm Saki-Haba 2.0cm Moto-Kasane 0.53cm Shinogi-Thikess 0.66cm Saki-Kasane 0.45cm Kissaki-Chou 3.3cm Nakago-Chou 14.3cm Weight 455g - 国Country
- 備前備前
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや深く、腰反りつき、中鋒。鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや深く、腰反りつき、中鋒。
- 鍛Kitae
- 小板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、乱れ映り立つ。小板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、乱れ映り立つ。刃紋は、のたれて、丁子乱れ・袋丁子・小丁子・互の目など交じり、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸つき、匂口明るく冴える。
- 刃文Hamon
- のたれて、丁子乱れ・袋丁子・小丁子・互の目など交じり、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸つき、匂口明るく冴える。のたれて、丁子乱れ・袋丁子・小丁子・互の目など交じり、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸つき、匂口明るく冴える。
- 帽子Boushi
- 乱れ込んで小丸。乱れ込んで小丸。
- 茎Nakago
- 大磨上、先切、鑢目切大筋交、目釘孔一三内一埋。大磨上、先切、鑢目切大筋交、目釘孔一三内一埋。
- ハバキHabaki
- 金着二重。金着二重。
- 説明Drscription
- 福岡一文字派は鎌倉初期、後鳥羽院御番鍛冶の則宗を祖として始まると伝え、鎌倉中期にかけて多くの良工が輩出した。この派が一文字と呼称される所以は、茎に「一」の字をきることに因るが、銘は「一」の字のみのものと、他に「一」の字の下にさらに個銘を加えるもの、また個銘だけのものもある。これらの中で最も華やかで変化に富んだ丁子乱れの作風を展開しているのは、鎌倉中期の作である。この刀は、反り深く、腰反りつく元々小太刀であったと思われる姿で、乱れ映り鮮やかに立ち、地沸が微塵に厚くつく明るく精良な地鉄に、焼き幅大きく、袋丁子・重花風の丁子・小丁子など交え、変化に富み華やかに乱れ、足・葉頻りに入り、匂口明るく冴える重要候補の傑作である。福岡一文字派は鎌倉初期、後鳥羽院御番鍛冶の則宗を祖として始まると伝え、鎌倉中期にかけて多くの良工が輩出した。この派が一文字と呼称される所以は、茎に「一」の字をきることに因るが、銘は「一」の字のみのものと、他に「一」の字の下にさらに個銘を加えるもの、また個銘だけのものもある。これらの中で最も華やかで変化に富んだ丁子乱れの作風を展開しているのは、鎌倉中期の作である。この刀は、反り深く、腰反りつく元々小太刀であったと思われる姿で、乱れ映り鮮やかに立ち、地沸が微塵に厚くつく明るく精良な地鉄に、焼き幅大きく、袋丁子・重花風の丁子・小丁子など交え、変化に富み華やかに乱れ、足・葉頻りに入り、匂口明るく冴える重要候補の傑作である。
