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祐定 刀祐定 刀
No.601490備州長船祐定 乱れ映り立ち腰開き互の目に重花風丁子交え金筋幾重にも頻りに掛る傑作 二尺一寸二分備州長船祐定 乱れ映り立ち腰開き互の目に重花風丁子交え金筋幾重にも頻りに掛る傑作 二尺一寸二分
- 銘表Mei-Omote
- 備州長船祐定備州長船祐定
- 登録証Registration
- 大阪府 Osaka 平成10年1月13日 1/13/10(Heisei)
- 時代Period
- 室町後期室町後期
- 法量Size
-
刃長 64.1cm (二尺一寸二分) 反り 2.0cm
元幅 2.9cm 先幅 2.0cm 元重 0.57cm 鎬厚 0.70cm 先重 0.47cm 鋒長 3.0cm 茎長 13.8cm 重量 505gHachou 64.1cm (二尺一寸二分) Sori 2.0cm
Moto-Haba 2.9cm Saki-Haba 2.0cm Moto-Kasane 0.57cm Shinogi-Thikess 0.70cm Saki-Kasane 0.47cm Kissaki-Chou 3.0cm Nakago-Chou 13.8cm Weight 505g - 国Country
- 備前備前
- 姿Shape
- 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、中鋒。鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、中鋒。
- 鍛Kitae
- 板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、乱れ映り立ち、鉄明るく冴える。板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、乱れ映り立ち、鉄明るく冴える。
- 刃文Hamon
- 焼き深く、腰開き互の目に、重花風の丁子・尖り刃交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛り、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸深く付き、金筋・沸筋幾重にも頻りに掛かり、匂深く、匂口明るい。焼き深く、腰開き互の目に、重花風の丁子・尖り刃交じり、湯走り・飛び焼き頻りに掛り、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸深く付き、金筋・沸筋幾重にも頻りに掛かり、匂深く、匂口明るい。
- 帽子Boushi
- 一枚、焼き深く、乱れ込んで小丸。一枚、焼き深く、乱れ込んで小丸。
- 茎Nakago
- 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二内一埋。 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔二内一埋。
- ハバキHabaki
- 金着二重。金着二重。
- 彫物Carving
- 表裏に棒樋を丸止、添樋を彫る。表裏に棒樋を丸止、添樋を彫る。
- 説明Drscription
- 祐定は、南北朝末期の明徳二年(1391年)に最初の作刀が見られ、その後末備前と呼ばれる室町後期の長船鍛冶の中で最も繁栄した一家で、彦兵衛尉、与三左衛門尉、源兵衛尉などが上手である。この刀は、反りの深い片手打ちの姿で、板目肌に、乱れ映りが立つ精良な地鉄が明るく冴え、焼き幅広く、鎬にまで届く華やかな出来で、腰の開いた互の目に重花風の丁子・尖り刃など交え、湯走り・飛び焼き頻りに掛り、足・葉頻りに入り、小沸深く付き、金筋・沸筋頻りに掛かるなど刃中激しく働き、匂口明るい傑作である。祐定は、南北朝末期の明徳二年(1391年)に最初の作刀が見られ、その後末備前と呼ばれる室町後期の長船鍛冶の中で最も繁栄した一家で、彦兵衛尉、与三左衛門尉、源兵衛尉などが上手である。この刀は、反りの深い片手打ちの姿で、板目肌に、乱れ映りが立つ精良な地鉄が明るく冴え、焼き幅広く、鎬にまで届く華やかな出来で、腰の開いた互の目に重花風の丁子・尖り刃など交え、湯走り・飛び焼き頻りに掛り、足・葉頻りに入り、小沸深く付き、金筋・沸筋頻りに掛かるなど刃中激しく働き、匂口明るい傑作である。
