特別保存刀剣

三条吉則 在銘太刀

No.027449

三条吉則 在銘太刀 重要候補 映り立ち金筋掛り匂口明るく冴える優品 ニ尺五寸六分
¥1,500,000(税込)
銘表 吉則
登録証 愛知県 昭和 16 年 11 月 8 日
寸法 刃長 77.6 cm (ニ尺五寸六分)・ 2.5 cm ・ 3.0 cm ・ 2.0 cm ・ 3.3 cm ・ 18.5 cm
0.50 cm ・ 0.72 cm ・ 0.41 cm
786 g
山城 時代 室町初期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、腰反りつき、中鋒やや延びる。
板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、映りたつ。
刃文 直刃調に、小互の目交じり、細かく二十刃掛り、小足入り、小沸つき、金筋掛り、匂口締まりごころに明るい。
帽子 直ぐに小丸。
磨上、先切、鑢目筋違、目釘孔二。
ハバキ 銀着二重。
説明

三条吉則は、古くは平安末期元暦頃、その後鎌倉後期応長頃、南北朝初期建武頃にその名が見られるが、在銘確実な作は、室町初期応永頃の吉則で、長吉とともに平安城派(後三条派)の祖であり代表工である。室町中期まで一派は栄えたが、初代の吉則は希少で、一般的に見られるのは文明頃の吉則である。この刀は、吉則在銘の堂々とした太刀である。反り深く、腰反りつき、中鋒やや延びる姿で、映りの立つ地鉄に、直刃調に、小互の目交じり、細かく二十刃掛り、小足入り、小沸よくつき、金筋掛り、匂口明るく、頗る健全な優品である。

 三条吉則 在銘太刀 特別保存刀剣
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