特別保存刀剣 

小反り 刀

No.111321

小反り 南北朝時代長船秀光政光 乱れ映りたち匂口明るい名品 二尺三寸一分
極め 小反り
登録証 東京都 昭和 55 年 10 月 9 日
寸法 刃長 70.1 cm (二尺三寸一分)・ 1.3 cm ・ 3.0 cm ・ 2.0 cm ・ 3.9 cm ・ 21.5 cm
0.59 cm ・ 0.72 cm ・ 0.53 cm
717 g
備前 時代 南北朝時代
姿 鎬造、庵棟、鎬高く、身幅広く、磨上て反り尋常、腰反りつく。
板目肌に、杢目交じり、地沸微塵につき、地景入り、乱れ映りたつ。
刃文 腰の開いた互の目に、丁子刃・尖りごころの刃など交じり、湯走りかかり、足よく入り、小沸よくつき、砂流しかかり、匂口明るい。帽子、のたれて小丸。
帽子 のたれて小丸。
大磨上、先浅い栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔三。
ハバキ 銀着一重
説明

小反派は、南北朝時代の長船正系以外の長船鍛冶を指し、主な刀工としては、秀光、政光 、師光などがいる。本作は、身幅広く、鎬高く、腰反りつき、鋒伸びごころとなる南北朝時代の姿で、杢目が交じる板目肌に、地景入り、乱れ映りたつ地鉄に、腰の開いた互の目に、丁子刃・尖りごころの刃など交じり、湯走りかかり、小沸が良くつき、砂流しかかり、兼光の作風に似て、匂口明るい名品である。

小反り 刀 特別保存刀剣
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