特別保存刀剣 

金道 刀

No.124750

江戸初期寛永頃

菊紋 伊賀守藤原金道 二代 杢目肌美しい地鉄に互の目丁子匂口明るい健全優品 二尺三寸
ご成約
銘表 菊紋 伊賀守藤原金道
寸法 刃長 69.8 cm (二尺三寸)・ 1.4 cm ・ 3.3 cm ・ 2.2 cm ・ 3.8 cm ・ 21.9 cm
0.60 cm ・ 0.63 cm ・ 0.50 cm
785 g
山城 時代 江戸時代初期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り尋常、中鋒やや延びる。
板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、鉄冴える。
刃文 直に焼き出し、互の目に、丁子刃・尖り刃交じり、足・葉入り、小沸つき、所々粗目の沸を交え、匂口明るい。
帽子 のたれ込んで小丸。
磨上、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔二内一埋、
ハバキ 金着二重。
説明

伊賀守金道は、三品派の祖である関の兼道の長男で、文禄二年(1593年)に父と三人の弟(和泉守金道、丹波守吉道、越中守正俊)とともに美濃から京に移住し、一門の長兄として三品派の名を大いに高めた。文禄3年伊賀守を受領して禁裏御用を賜る。慶長19年の春、家康より太刀千腰の注文を受け、その功をもって「日本鍛冶宗匠」となり、刀工たちの朝廷への受領斡旋を一手に引き受けたが、これは代々伊賀守家が幕末まで務め栄えた。 寛永6年(1629年)12月没。二代伊賀守金道は、名を三品勘兵衛といい、初代伊賀守金道の長男として生まれ、寛永十四年に伊賀守を受領、延宝八年没。本作は、身幅広く、反りやや深く、鋒やや延びる延宝頃の作で、板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入る冴えた美しい地鉄に、小沸つき、丁子刃・尖り刃など交え、匂口明るく、健全で傷欠点も無く、手持ちも重い優品である。

金道 二代 刀 特別保存刀剣
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