人間国宝
天田昭次 太刀
No.168411
- 太刀 天田昭次作之 昭和壬子年寒入吉日 綾杉肌に華やかな丁子乱傑作刀 二尺四寸九寸
銘表 | 天田昭次作之 時歳二二十六 |
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銘裏 | 昭和壬子年寒入吉日 為石川正男氏 |
寸法 | 刃長
75.5 cm (二尺四寸九分)・
2.0 cm
・ 3.4 cm
・ 2.5 cm
・ 4.2 cm
・ 22.6 cm
0.72 cm ・ 0.78 cm ・ 0.52 cm 987 g |
国 | 新潟 時代 昭和 |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、中鋒やや延びる。 |
鍛 | 杢目肌に、板目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄冴える。 |
刃文 | 丁子乱れに、小丁子交じり、足・葉よく入り、沸よく付き、金筋・沸筋・砂流し頻りにかかり、匂口明るい。 |
帽子 | 表のたれ込み、裏乱れ込み、先掃きかけて返る。 |
彫物 | 表這龍に棒樋丸止、裏独鈷剣に棒樋丸止。 |
茎 | 生ぶ、先切栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。 |
ハバキ | 銀無垢金鍍金。 |
拵 | なし |
説明 | 天田昭次は、本名を 天田誠一といい、昭和2年に天田貞吉の長男として新潟県で生まれ、昭和15年3月 上京し、栗原彦三郎昭秀の日本刀鍛錬伝習所 に入門、昭和29年より作刀を開始、昭和30年 第1回作刀技術発表会に出品し優秀賞を受賞、昭和34年より自家製鉄を始める。その後新作名刀展において数々の賞を受賞、昭和47年には無鑑査認定、昭和48年伊勢神宮式年遷宮御神宝大刀を製作奉仕、昭和53年新潟県無形文化財に指定される。昭和52年、同60年には正宗賞を受賞、平成2年全日本刀匠会理事長に就任、平成9年に国の重要無形文化財保持者 (人間国宝) に認定される。平成25年85歳で没。この刀は、身幅広く3.4㎝あり、重ね厚く、反り深く、先幅も広く、重量も1kgに迫る堂々とした姿の豪壮太刀で、板目肌に、杢目肌がよく入り、綾杉肌となる美しく冴えた地鉄に、変化のある丁子乱れを見事に焼いた一文字あたりを狙った作で、足よく入り、匂口明るく冴え、出来が優れている。頗る健全で生ぶ刃がしっかり残り、疵、欠点も一切なく、砥ぎの状態も申し分無い、現代刀の最高峰と言える最高傑作である。 |

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