第35回重要刀剣 

相州行光 刀

No.236346

刀 相州行光 正宗兄弟子 黒田家伝来 地刃明るく冴える傑作 二尺三寸三分
ご成約
極め 行光
登録証 東京都 昭和 46 年 4 月 22 日
寸法 刃長 70.7 cm (二尺三寸三分)・ 1.6 cm ・ 3.1 cm ・ 2.1 cm ・ 3.6 cm ・ 17.6 cm
0.59 cm ・ 0.61 cm ・ 0.45 cm
596 g
相模 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り尋常、中鋒やや延びる。鍛は、板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄冴える。
鍛は、板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄冴える。
刃文 直刃調に、浅くのたれて、互の目交じり、足よく入り、小沸深くよくつき、沸筋かかり、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直ぐに、小丸、深く返る。
彫物 表裏に棒樋を掻き流す。
大磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔二。
ハバキ 金着二重。
説明

行光は、古刀最上作に列する名工で、新藤五国光の三男とも云え、正宗・則重と共に師新藤五国光の創始した相州伝をさらに発展させ完成へと導いた刀工である。行光は正宗よりはやや先輩格とみられ、現存する有銘作は短刀に限られている。作風は古来の刀剣書によると多彩で、直刃以外に乱れ刃や、まま皆焼があることなどか記されているが、無名極めのものは直刃或いは浅い穏やかな乱れ刃が多く、地刃に地景・金筋が表現されている点は総じて新藤五の継承を明示している。この刀は、身幅広く、反り尋常、腰反りのつく優美な姿で、地沸が微塵に厚くつき、地景細かく入る明るく冴えた美しい地鉄に、直刃調に、浅くのたれて、互の目交じり、足よく入り、小沸深くよくつき、沸筋・砂流し掛かり、新藤五を見るような出来で、鍛が一段と優れ、匂口明るく冴える傑作である。黒田家伝来の名品である。

相州行光 刀 重要刀剣
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