特別保存刀剣
左行秀 刀
No.261339
- 刀 特別保存刀剣 左行秀造之 安政三年二月日 坂本龍馬兄所持 1kg超傑作刀 二尺六寸五
銘表 | 左行秀造之 |
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銘裏 | 安政三年二月日 |
登録証 | 兵庫県 昭和 26 年 10 月 9 日 |
寸法 | 刃長
80.4 cm (二尺六寸五分)・
1.1 cm
・ 3.3 cm
・ 1.9 cm
・ 3.2 cm
・ 27.5 cm
0.78 cm ・ 0.90 cm ・ 0.57 cm 1031 g |
国 | 薩摩 時代 江戸時代末期 |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、反り浅く、先幅細く、中鋒。 |
鍛 | 柾目肌つみ、地沸微塵に厚くつき、鉄冴える。 |
刃文 | 直刃調に、小互の目交じり、二十刃掛かり、小足・葉頻りに入り、小沸よくつき、金筋長く頻りに掛かり、匂深く、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 直ぐに小丸。 |
茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔二。 |
ハバキ | 銀着一重。 |
説明 | 左行秀は、名を豊永久兵衛といい、伊藤又兵衛盛重の子として文化十年筑前国に生まれ、自ら筑前左文字三十九代目を名乗っている。天保初年江戸に出て細川正義門人清水久義に学び、弘化三年34歳の時、土佐藩工関田勝広の勧めで、土佐に下った。文久二年に再び江戸に上り土佐藩下屋敷で鍛刀し、安政二年に勝広の死に伴い藩工に任じられたが、慶応三年(1867年)五月に上司の板垣退助との不和があり土佐へ移り、明治三年(1870年)まで同地で鍛刀した。晩年は、作刀から離れ、嫡子幾馬と横浜で暮らしている。明治二十年75歳没。坂本龍馬が使っていたとされる兄権平の注文打「嘉永元年応阪本直方需造焉」は著名であるが、本刀も同じく雉腿茎になっており、長さも同じく80cmを超え、坂本直方所持の伝来があり、安政三年に再度注文したものと思われる。この刀は、3.3cmと身幅広く、反り浅めで元先の幅差つき、鋒小さくなる勤王刀の姿で、柾目肌つみ、地沸が微塵に厚く付く美しい地鉄に、直刃調、小互の目交じり、湯走り・二重刃掛かり、金筋長く頻りにかかるなど刃中もよく沸えて覇気溢れ、小足・葉頻りに入り、地刃共に冴え渡る傑作である。旧家よりの初だしで、兵庫昭和26年大名登録、初刃が残る健全さで、本年6月の審査で特保を取り、証書が届いたばかりの名品です。 |

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