特別保存刀剣 

重則・重助 刀

No.301105

和気 重則・重助 鎌倉後期 古備前流 映り立ち小互の目に金筋頻りに掛る名品 二尺三寸
極め 和気
登録証 京都府 平成 15 年 3 月 20 日
寸法 刃長 69.6 cm (二尺三寸)・ 2.1 cm ・ 2.8 cm ・ 1.8 cm ・ 3.1 cm ・ 17.6 cm
0.57 cm ・ 0.62 cm ・ 0.40 cm
623 g
備前 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、磨上げてなお反りやや深く、腰反りつき、中鋒。
板目肌に、杢目・流れ肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景入り、映り立つ。
刃文 直刃調に、浅くのたれて、小互の目交じり、ほつれ・打ちのけ掛り、小足よく入り、小沸つき、金筋頻りに掛り、匂口明るい。
帽子 直ぐに小丸。
大磨上、先切、鑢目切、目釘孔三。
ハバキ 金着一重。
説明

和気は、鎌倉時代末に備前国和気荘に在住した刀工で、重則・重助がいる。和気の地は古備前刀工の故地で、古備前の流れを汲むという。この刀は、反り深い腰そり付く太刀姿で、映り立つ地鉄に、直刃調に、小互の目が交じり、小足よく入り、金筋頻りに掛る名品である。

和気  刀 特別保存刀剣
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