特別保存刀剣 

肥前国宗次 刀

No.320096

肥前国宗次(初代)慶長頃 初代忠吉門 身幅3.3cm健全優品 二尺三寸六分
銘表 肥前国宗次
登録証 東京都 昭和 30 年 4 月 11 日
寸法 刃長 71.6 cm (二尺三寸六分)・ 1.6 cm ・ 3.3 cm ・ 2.3 cm ・ 4.4 cm ・ 20.3 cm
0.49 cm ・ 0.67 cm ・ 0.46 cm
753 g
肥前 時代 江戸時代初期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り尋常、中鋒延びごころ。
板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵につき、淡く映りたつ。
刃文 互の目に、丁子刃・尖刃交じり、湯走り・飛び焼きかかり、足よく入り、小沸よくつき、金筋・沸筋・砂流しかかり、匂口明るい。
帽子 乱れ込んで小丸。
生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。
ハバキ 銀無垢金着一重。
説明

宗次は、堺三右衛門といい、初代忠吉門で、慶長十一年に伊予掾を受領、作風は、肥前刀工の中で特異な存在で、地刃がよく沸づき、盛んな乱れを焼き、金筋・砂流し等がかかるなど、相州風の作域となる。この刀は、板目肌に、杢目交じり、淡く映りがたつ美しい地鉄に、互の目に、丁子刃・尖刃まじり、湯走り・飛び焼き・金筋・沸筋・砂流掛るなど、変化に富み、匂口明るく冴える頗る健全な優品である。

肥前国宗次 刀 特別保存刀剣
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