特別保存刀剣

保昌 刀

No.324110

保昌 草倶利伽羅彫 薫山鞘書 柾目肌美しい地鉄に金筋沸筋頻りに掛り地刃明るく冴える傑作 二尺二寸六分
¥3,200,000(税込)
極め 保昌
登録証 埼玉県 令和 3 年 3 月 15 日
寸法 刃長 68.6 cm (二尺二寸六分)・ 2.0 cm ・ 2.9 cm ・ 1.9 cm ・ 2.9 cm ・ 19.7 cm
0.47 cm ・ 0.60 cm ・ 0.43 cm
606 g
大和 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや深く、腰反りつき、中鋒。
柾目肌、地沸厚くつき、地景細かく掛り、鉄明るく冴える。
刃文 直刃調に、ほつれ・小互の目・食い違い掛り、湯走り・二十刃頻りに掛り、沸深くよくつき、粗めの沸を交え、金筋・沸筋頻りに掛かり、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 のたれ込んで先掃き掛けて焼きつめる。
彫物 佩き表草の倶利伽羅、佩き裏先に梵字棒樋とその両側に添樋を掻き流す。
大磨上、先浅い栗尻、鑢目切、目釘孔三、ハバキは、金着一重。
ハバキ 金着一重。
説明

保昌派は、鎌倉後期の貞宗を祖とすると伝え、大和国高市郡に住し、貞宗・貞吉・貞清等、「貞」の字を通字とした。総柾目鍛の地鉄を得意とし、黒味をおびた地景が頻りに入る肌合いが同派の特色である。この刀は、身幅尋常、腰反り付き、中鋒となる優美な姿で、柾目肌に、地沸厚くつき、地景が細かく入る美しい地鉄に、直刃調に、ほつれ・小互の目・食い違い掛り、湯走り・二十刃頻りに掛り、大小の沸が美しく輝き、金筋・沸筋長く頻りに掛るなどなど、刃中の働き見事で、匂深く、匂口明るく冴え渡る覇気溢れ、地刃に保昌派の特色を存分に示した傑作である。

 保昌 刀 特別保存刀剣
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