重要刀剣  

助直 刀

No.351547

第55回重要刀剣 近江守高木住助直 延宝八年二月日 匂沸深く地刃明るく冴え渡る濤欄乱れ最高傑作 二尺四寸四分
商談中
銘表 近江守高木住助直
銘裏 延宝八年二月日
登録証 高知県 平成 9 年 4 月 3 日
寸法 刃長 73.9 cm (二尺四寸四分)・ 2.0 cm ・ 3.4 cm ・ 2.2 cm ・ 3.2 cm ・ 21.2 cm
0.72 cm ・ 0.79 cm ・ 0.50 cm
806 g
摂津 時代 江戸時代前期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、反り深く、中鋒。
小板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。
刃文 直ぐ調に焼き出し、大互の目乱れ、足太く入り、小沸深くよくつき、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直ぐに小丸。
生ぶ、先入山形、鑢目筋違化粧、目釘孔一。
ハバキ 金着一重。
説明

助直は、寛永十六年に近江国高木に生まれ、名を孫太郎といい、大阪に出て二代助広の門に学び、後にその妹婿となると伝える。近江守を受領したのは、寛文九年頃と思われ、成業後、近江国高木に帰り、延宝頃の作には「高木住」と銘したものが多い。天和二年に助広が没すると、大阪に戻り、その後を受け継ぎ名声を落とさなかった。元禄六年、五十五歳までの作刀が現存する。その作風は、師助広の創始した濤欄刃をよく継承しており、匂が深く、小沸がよくつき、匂口が明るく冴え、師に勝る出来のものもある。この刀は、身幅広く3.4cmあり、反り深く、中鋒となる均整の取れた姿で、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入る杢目交じりの小板目肌がつむ美しい地鉄に、焼き幅大きな華やかな濤欄乱れを焼き、沸・匂極めて深く、沸匂が美しく絡み、地刃ともに明るく冴え渡った一口で、師助広をも凌駕する出来の最高傑作である。無傷無欠点で、最上研ぎが掛けられている。

助直 刀 重要刀剣
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