第64回重要刀剣
片山一文字 則房 刀
No.521086
- 片山一文字 則房 特重候補 ゴリゴリの超健全刀 華やかな丁子乱れ傑作 二尺二寸三分
- ご成約
極め | 片山一文字 |
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登録証 | 神奈川県 平成 30 年 5 月 24 日 |
寸法 | 刃長
67.7 cm (二尺二寸三分)・
2.4 cm
・ 3.1 cm
・ 21.9 cm
0.35 cm ・ 0.82 cm 825 g |
国 | 備前 時代 鎌倉時代 |
姿 | 薙刀直し造、庵棟、身幅広く、反り深くつく。 |
鍛 | 板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景細かく入り、乱れ映り立つ。 |
刃文 | 焼き落としがあり、焼き幅大きな丁子乱れに、互の目・重花風の丁子・蛙子調の丁子・飛び焼きなど交じり、足・葉頻りに入り、小沸深く付き、金筋掛かり、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 乱れ込んで焼き詰める。 |
茎 | 大磨上、先細く栗尻、鑢目筋違、目釘孔二。 |
ハバキ | 金着一重。 |
説明 | 則房は、福岡一文字助房の子と伝え、助真・吉房とならんで最も華やかな丁子乱れを焼き、鎌倉時代中期の一文字派を代表する刀工である。則房は、のち福岡より片山に移住して作刀したと伝え、片山一文字と呼称される。従来、片山なる場所については備中国とするのが通説であったが、近年、備前福岡近在の片山ではないかとする説が浮上し、有力視されている。作風は、助真・吉房に類する華やかな丁子乱れのものの他に、地沸が微塵について強く冴え、映りの目立たないもの、逆ごころの刃が目立つもの、小模様のものなどがある。この刀は、反り深くつく鎌倉中期の優美な長巻直しで、乱れ映りが鮮やかに立ち、地沸が微塵につく精良な地鉄に、丁子乱れに、重花丁子・蛙子丁子・互の目・飛び焼きなど複雑に交え、逆足・足・葉頻りに入り、小沸深くつき、匂深く、匂口明るく冴える。覇気溢れ、華やかな出来で、研ぎ減りも無く、頗る健全、手持ちも重い、則房の特色が良く表れた特重候補の傑作である。 |

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