重要刀剣 

義景 刀

No.569150

備州長船義景 南北朝大鋒名品 二尺二寸八分
¥3,500,000(税込)
登録証 兵庫県 昭和 32 年 4 月 24 日
寸法 刃長 68.6 cm ( 二尺二寸八分)・ 1.5 cm ・ 3.3 cm ・ 2.7 cm ・ 8.1 cm ・ 20.1 cm
0.34 cm ・ 0.70 cm ・ 0.45 cm
720 g
備前 時代 南北朝時代
姿 長巻直し造、庵棟、身幅広く、重ね薄く、鎬高く、大鋒。
小板目肌・板目肌に、杢目肌よく交じり、地沸微塵につき、地景よく入り、乱れ映り・棒映りたつ。
刃文 小のたれに、互の目・丁子など交じり、小足よく入り、飛焼き頻りにかかり、小沸よくつき、匂口明るい。
帽子 乱れ込んで、先尖りごころに、深く返る。
茎は、大磨上、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一。
ハバキ 銀地金着二重。
説明

義景は、古来、景光の次男説、兼光門説、長義門説などがあるが、その作風や銘字の特徴などから、近年は長光高弟の近景の系統と見られている。重文・重美の指定もある、兼光、長義、と並ぶ相伝備前の代表工である。本作は、身幅3.3㎝もあり、先幅も広く、鋒大きく延びる南北朝時代の堂々とした体配の長巻直しで、杢目交じりの板目肌に、地沸よくつき、肌立ち、乱れ映り・棒映りたつ地鉄に、小のたれに、互の目・小丁子・小乱れ交じり、刃縁に添って飛焼き頻りにかかり、小沸がよくつくなど、地刃に相伝備前の特徴がよく表れており、頗る健全で地刃明るい名品である。

備州長船義景 刀 重要刀剣
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