第36回重要刀剣

No.640476

生茎太刀 綾小路 定利 鎌倉前期 那須家伝来 生茎の優美な太刀姿古雅な名品 二尺五寸三分
¥4,500,000(税込)
極め 綾小路
登録証 栃木県 昭和 37 年 10 月 10 日
寸法 刃長 76.8 cm (二尺五寸三分)・ 2.6 cm ・ 3.1 cm ・ 1.6 cm ・ 2.3 cm ・ 21.9 cm
0.63 cm ・ 0.73 cm ・ 0.33 cm
750 g
山城 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、先細くなり、腰反り・踏ん張り付き、小鋒。
小板目肌つみ、板目・杢目・流れ肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、乱れ映りたつ。
刃文 直刃調に、小互の目・小丁子交じり、湯走り・飛び焼き・二十刃掛かり、小足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋・砂流しかかり、所々匂口潤み、匂口明るい。
帽子 直ぐに小丸。
生ぶ、先細く雉腿風となり、先栗尻、鑢目浅い勝手下り、目釘孔一。
ハバキ 金着二重。
説明

綾小路派は、鎌倉初期から中期にかけて活躍した一派で、一派の祖である定利が代表工として挙げられ、他に定吉、定則、定業、末行などがいる。綾小路派の特色としては、如何にも山城伝らしい優美な太刀姿や精緻な地鉄などが挙げられるが、同じ山城の粟田口派や来派よりも時代を遡る作風を呈し、従来、来派の祖国行と同時代とされてきたが、近年三条派や五条派に近い流派という見方が主流となっている。この太刀は、反り深く、腰反りのつき、小鋒となる優美な太刀姿で、小乱れに、小互の目・小丁子交じり、乱れの間が近く複雑に乱れ、湯走り・飛焼きかかり、二十刃がかり、刃中働き豊かで、潤みごころを呈するなど、綾小路の見どころがよく示されている。屋島の戦いで扇を弓で射落とした那須与一の末裔、上野国那須藩に伝来した一口で、現存稀な生茎の名品である。

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