第二十八回重要刀剣
了戒 刀
No.685019
- 了戒 来国行子 映りたち金筋砂流し掛る匂い深い名品 二尺四寸五分
極め | 了戒 |
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登録証 | 新潟県 昭和 26 年 3 月 31 日 |
寸法 | 刃長
74.2 cm (二尺四寸五分)・
1.2 cm
・ 3.0 cm
・ 2.1 cm
・ 3.7 cm
・ 21.2 cm
0.63 cm ・ 0.70 cm ・ 0.50 cm 690 g |
国 | 山城 時代 鎌倉時代 |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、華表反りつき、中鋒。 |
鍛 | 小板目肌つみ、流れ肌交じり、地沸微塵につき、地景入り、映りたつ。 |
刃文 | 直刃調に、小互の目交じり、小足入り、小沸深くよくつき、湯走りかかり、二十刃ごころとなり、金筋・砂流しかかり、匂深く、匂口明るい |
帽子 | 直に小丸。 |
彫物 | 表裏に棒樋を掻き流す。 |
茎 | 磨上、先切り、鑢目勝手下り、目釘孔三。 |
ハバキ | 金着二重。 |
説明 | 了戒は、鎌倉中期から末期にかけての来派の刀工で、名を九郎左衛門と称し、来国行の子と伝え、来国俊とは兄弟となる。現存する年紀は、正応・永仁・嘉元等で、来国俊と同世代の刀工であることが認められる。作風は、来国俊に近似しているが、白けが目立ち、刃中が潤みごころとなる特色がある。この刀は、身幅広く、華表反りつき、中鋒となる山城の特色が表れた太刀姿で、小板目肌つみ、柾目肌交じり、映りたつ地鉄に、中直刃調に、小互の目交じり、湯走りかかり、二十刃ごころとなり、小足入り、小沸深くつき、金筋・砂流しかかるなど刃中よく働き、匂い深く、明るく、来国俊とも鑑せられる出来の名品である。 |

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