保存刀剣

No.693657

太刀 人間国宝 両山子正峯作之 伊勢神宮式年遷宮太刀影打 丸棟切刃造直刀 二尺四寸五分
ご成約
銘表 両山子正峯作之
銘裏 甲寅年二月日
登録証 石川県 昭和 49 年 8 月 21 日
寸法 刃長 74.3 cm (二尺四寸五分)・ ・ 2.5 cm ・ 1.9 cm ・ 1.6 cm ・ 17.4 cm
0.48 cm ・ 0.49 cm ・ 0.36 cm
540 g
姿 切刃造、丸棟。
小板目肌つみ、地沸微塵につき、地景細かくよく入り、鉄明るく冴える。
刃文 細直刃に、小沸つき、小足入り、匂口締まりごころに明るい。
帽子 直ぐに小丸。
生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り化粧、目釘孔なし。
ハバキ 銀無垢一重。
説明

正峯は大正十年石川県に生まれ、本名を隅谷与一郎と言い、立命館大学を卒業後、桜井正幸刀匠に学び、昭和十七年には広島県にある興国日本刀鍛錬場に入る。戦後は昭和三十年に、鍛錬所「傘笠亭(さんりゅうてい)」を郷里に構え、傘笠亭、傘笠、両山子とも号している。翌同三十二年から八年間新作刀展で連続入賞、同四十一年、四十二年と連続で正宗賞の栄誉に輝き無鑑査刀匠指定、同五十六年には重要無形文化財指定を受ける。平成十年、七十七歳没。主な作品に、伊勢神宮式年遷宮御神宝纏御太刀(昭和39年)、伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀十二振(同44年)、伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀十六振(平成元年)のほか、皇太子妃、秋篠宮真子内親王の守り刀などがある。飛鳥・奈良時代から現代にいたる刀剣技術を研究し、なかでも鎌倉期の一文字や長船長光、青江などを得意とした。本作は、昭和四十四年伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀の影打ちに、昭和49年に銘を切ったものと思われる。鉄美しくつみ、地刃冴える名品である。

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