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小反り刀

No.746447

刀 備州長船 小反り 南北朝時代相伝備前名品 二尺五寸一分
極め 無銘(小反り)
登録証 熊本県 昭和 26 年 10 月 1 日
寸法 刃長 76.2 cm (二尺五寸一分)・ 2.0 cm ・ 3.1 cm ・ 1.9 cm ・ 3.4 cm ・ 19.2 cm
0.61 cm ・ 0.67 cm ・ 0.43 cm
753 g
備前 時代 南北朝時代
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り深く、腰反りつき、中鋒延びる。
板目肌に、杢目交じり、地沸微塵につき、地景よく入り、乱れ映り鮮やかにたつ。
刃文 小のたれに、互の目・丁子刃交じり、足入り、小沸よくつき、金筋・砂流しかかり、匂口明るい。
帽子 乱れ込んで小丸。
彫物 表裏に棒樋を掻き流す。
大磨上、先切、鑢目筋違、目釘孔二。
ハバキ 銀着一重。

なし

説明

小反派は、長船正系以外の南北朝時代に活躍した長船鍛冶を指し、主な刀工としては、秀光、政光 、盛光の兄師光などがいる。本作は、元は三尺近い太刀で、磨上ながら尚二尺五寸の長さを残し、身幅広く、腰反りつき、鋒延びる南北朝時代の迫力ある姿で、杢目がよく交じる板目肌に、地景よく入り、乱れ映り鮮やかにたつ地鉄に、のたれて、互の目・丁子刃など交じり、沸が良くつき、匂口明るく、金筋・砂流しかかる相伝備前の名品である。

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