特別保存刀剣
栗原信秀 刀
No.865640
- 刀 栗原信秀 明治三年十二月日 明治天皇奉納刀影打最高傑作 時代総銀無垢金具太刀拵付 二尺二寸
銘表 | 栗原信秀 |
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銘裏 | 明治三年十二月日 |
登録証 | 宮城県 昭和 26 年 7 月 25 日 |
寸法 | 刃長
66.7 cm (二尺二寸)・
1.5 cm
・ 3.0 cm
・ 2.1 cm
・ 4.3 cm
・ 21.4 cm
0.60 cm ・ 0.67 cm ・ 0.60 cm 693 g |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、反り尋常、中鋒やや延びる。 |
鍛 | 板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸厚くよくつき、地景細かくよく入り、鉄明るく冴える。 |
刃文 | 互の目に、丁子交じり、重花風の丁子など交え、足よく入り、小沸よくつき、金筋・芋づる・砂流し頻りにかかり、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 乱れ込んで先掃きかけて返る。 |
茎 | 産ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。 |
ハバキ | 金着一重。 |
拵 | 革巻鞘銀一作金具太刀拵 長さ 92.8cm2.2cm 反り2.2cm 鐔 銀無垢磨地、 総金具 銀無垢磨地。 目貫 金無垢牡丹図容彫。馬針 銀無垢磨地。 作刀時に作られた拵で金無垢の目貫がつく。 |
説明 | 栗原信秀は、名を栗原謙司といい、文化十二年に越後で生まれ、文政十二年京に上り初め鏡師となったが、嘉永三年刀工を志し、江戸源清麿の門に入る。慶応元年に筑前守を受領している。明治二年御剣謹作の光栄に輝き十八振りを謹作した。明治十三年66歳で没。その技量は門下中最も卓越しており、師清麿に迫る出来栄えのものもある。新々刀上々作。この刀は、仙台の旧家より銀一作の拵入りで出て、昨年白鞘を新調、最上砥ぎを掛け、特別保存の審査に合格したもので、明治天皇の湊川神社奉納刀の影打となる。鋒延びごころの堂々とした体配に、大小の地沸が厚くつき、つんだ板目肌に、杢目肌交じり、地景細かく入り、明るく冴えた美しい地鉄に、華やかな丁子乱れを焼き、金筋・芋づる・砂流し頻りにかかり、刃中の働き見事で、匂口明るく冴える。地刃明るく冴え、覇気溢れる。研ぎ減りも一切無く、頗る健全で、最上研ぎがかけられ状態も申し分ない。信秀56歳作刀技倆が最高潮の時期に、明治天皇の命により作られた渾身の最高傑作である。 |


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