人間国宝
隅谷正峯 太刀
No.885547
- 人間国宝 隅谷正峯 福岡一文字磨上写し 華やかな丁子乱れ身幅3.5cm1kg超豪壮傑作刀 二尺六寸三分
- ご成約
銘表 | 加賀国住正峯於傘笠亭作之 思飛鎌倉期漂一文字上 |
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銘裏 | 昭和丙午年二月 |
登録証 | 大分県 昭和 41 年 5 月 9 日 |
寸法 | 刃長
79.6 cm (二尺六寸三分)・
3.6 cm
・ 3.5 cm
・ 2.5 cm
・ 3.7 cm
・ 22.3 cm
0.77 cm ・ 0.85 cm ・ 0.50 cm 1037 g |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、先幅広く、反り深く、中鋒詰まりごころ。 |
鍛 | 小板目肌に、小杢目交じり、地沸微塵につき、地景細かくよく入り、鉄冴える。 |
刃文 | 互の目に、丁子刃・重花風の丁子など交じり、足長くよく入り、葉入り、匂出来、沸よくつき、匂口明るい。 |
帽子 | 乱れ込んで小丸。 |
茎 | 生ぶ大磨上風仕立て、先栗尻、鑢目勝手下り化粧、目釘孔二。 |
ハバキ | 上質金着一重太刀。 |
説明 | 正峯は大正十年石川県に生まれ、本名を隅谷与一郎と言い、立命館大学を卒業後、桜井正幸刀匠に学び、昭和十七年には広島県にある興国日本刀鍛錬場に入る。戦後は昭和三十年に、鍛錬所「傘笠亭(さんりゅうてい)」を郷里に構え、傘笠亭、傘笠、両山子とも号している。翌同三十二年から八年間新作刀展で連続入賞、同四十一年、四十二年と連続で正宗賞の栄誉に輝き無鑑査刀匠となり、同五十六年には重要無形文化財指定を受ける。平成十年、七十七歳没。主な作品に、伊勢神宮式年遷宮御神宝纏御太刀(昭和39年)、伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀十二振(同44年)、伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀十六振(平成元年)のほか、皇太子妃、秋篠宮真子内親王の守り刀などがある。飛鳥・奈良時代から現代にいたる刀剣技術を研究し、なかでも鎌倉期の一文字や長船長光、青江などを得意とした。 この刀は、昭和41年、正峯が正宗賞を取った最も気合の入った時期の作で、二尺六寸三分の長さに、反り深く、身幅3.5cm、重量も1kgを超え、先幅広く、鋒詰まり猪首風となる堂々とした鎌倉中期の豪壮な太刀姿で、茎は大磨上風に仕立て、目釘孔を二つ空け、さらに茎尻に孔の跡を付け、朽ち込み跡まで再現した鎌倉中期の福岡一文字を目指した入念作となる。小杢目肌交え、地景美しく織りなす小板目肌が冴え、乱れ映りたち、重花風の足の長い丁子刃を見事に焼いた傑作刀である。昭和40年注文時の内金の受け取りが付帯する。 |

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