特別保存刀剣 

長有俊 刀

No.911404

長有俊 鎌倉後期 大和当麻個銘極め名品 時代半太刀拵付 二尺三寸三分
ご成約
極め 長有俊
登録証 神奈川県 平成 3 年 1 月 8 日
寸法 刃長 70.6 cm (二尺三寸三分)・ 2.6 cm ・ 2.9 cm ・ 1.8 cm ・ 3.0 cm ・ 19.9 cm
0.56 cm ・ 0.61 cm ・ 0.35 cm
542 g
大和 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、反り深く、腰反り・踏ん張りつき、中鋒。
板目肌に、杢目・流れ肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入る。
刃文 細直刃に、僅かに小互の目交じり、ほつれ・打ちのけ・二十刃かかり、湯走り・飛び焼きかかり、小足入り、沸よくつき、金筋・沸筋頻りにかかり、匂口締まりごころ。
帽子 直に小丸、先掃きかける。
大磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔二。
ハバキ 金色絵一重。

黒石目塗鞘半太刀拵 [江戸時代]

法量

長さ

97.9cm 反り4.8cm

説明

鐔 鉄地九曜紋散金銀象嵌肥後、 総金具 赤銅魚子地金覆輪。

説明

長有俊は、大和当麻派の刀工で、初代を文永ごろと伝えており、現存するものに永仁六年(1298)の作がある。長有俊とは、長兵衛尉有俊の略とされているが、長谷部氏の長を冠したとする説もある。この刀は、反りやや深く、腰反りつき、中鋒となる鎌倉後期の姿で、小板目肌つみ、板目肌に流れ肌の大肌交じり、地沸が厚くつく地鉄に、細直調に、ほつれ・打ちのけ・食い違いなど掛り、小沸よくつき、金筋・沸筋頻りにかかるなど大和物の見所がよく示され、地味な中に深い味わいを呈する名品である。同時出品の越前来と大小となります。

長有俊 保存刀剣 刀
長有俊 保存刀剣 刀
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