重要刀剣

長光 在銘太刀

No.941817

古刀最上作 鎌倉中期弘安頃

長船長光在銘太刀 特別保存刀装具 皮包太刀拵付 乱れ映り立つ美しい地鉄に華やかな丁子乱れ傑作 二尺三寸一分
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銘表 長光
登録証 岐阜県 昭和 26 年 3 月 31 日
寸法 刃長 70.0 cm (二尺三寸一分)・ 2.2 cm ・ 2.8 cm ・ 1.7 cm ・ 2.4 cm ・ 17.8 cm
0.61 cm ・ 0.68 cm ・ 0.45 cm
568 g
備前 時代 鎌倉時代
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや深く、腰反りつき、中鋒。
板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景入り、乱れ映り立ち、鉄明るく冴える。
刃文 のたれて、丁子乱れに互の目・重花風の丁子・飛び焼きなど交じり、足・葉頻りに入り、匂出来、小沸つき、金筋頻りに掛り、匂口明るく冴える。
帽子 のたれ込んで小丸。
磨上、先切、鑢目勝手下り、目釘孔三内一埋。
ハバキ 金着二重。

日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具

黒漆皺韋包太刀拵 

法量

長さ101.0cm 反り4.7cm

説明

鐔 黒漆皮包、 目貫 赤銅鞭図金色絵。

説明

長光は、備前長船派祖である光忠の子で二代目を継ぎ、父とならび称賛されている。景光・近景・長元など多くの弟子をもち、作風は光忠同様華やかなものから、直刃に小丁子交じる穏やかなものまであるが、技量に叢がなく出来がよい。国宝6口、重文28口、重美42口もの指定がある。本作は、身幅尋常、反りやや深く、腰反りつき、鋒小さめの品の良い姿で、乱れ映りが立つ美しい地鉄に、丁子乱れに互の目交じり、重花風の丁子・飛び焼きなども交え、華やかに乱れ、小沸つき、金筋頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える傑作である。

長光 在銘太刀 重要刀剣
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