特別保存刀剣
井上和泉守国貞 刀
No.976927
- 刀 真改 井上和泉守国貞 菊紋 寛文十二年二月日 身幅3.3cm沸匂深く地刃冴える傑作 時代拵付 二尺六分
銘表 | 井上和泉守国貞 |
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銘裏 | 菊紋 寛文元年八月日 |
登録証 | 兵庫県 昭和 45 年 12 月 3 日 |
寸法 | 刃長
62.4 cm (二尺六分)・
1.2 cm
・ 3.3 cm
・ 2.1 cm
・ 2.8 cm
・ 16.2 cm
0.70 cm ・ 0.71 cm ・ 0.48 cm 655 g |
国 | 摂津 時代 江戸時代前期 |
姿 | 鎬造、庵棟、身幅広く、元先の幅差付き、中鋒詰まる。 |
鍛 | 小板目肌つみ、板目肌交じり、地沸厚くつき、地景細かく頻りに入り、鉄明るく冴える。 |
刃文 | 直ぐに焼き出し、のたれに、互の目・丁子刃交じり、足・葉よく入り、湯走りかかり、沸深くよくつき、粗沸を交え、砂流しかかり、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 直ぐに小丸、やや深く返る。 |
茎 | 茎は、生ぶ、先栗尻、鑢目大筋違、目釘孔二。 |
ハバキ | 金着一重。 |
拵 | 黒蝋色塗鞘打刀拵 [江戸時代] 法量 長さ:101.0cm 反り:2.8cm 説明 鐔 赤銅魚子地金色絵、 縁 赤銅魚子地丸に蔦紋散金色絵。 目貫 赤銅鳳凰図容彫。 笄 赤銅魚子地獅子図金色絵。
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説明 | 真改は、名を井上八郎兵衛といい、寛永7年(1630年)、初代国貞の次男として日向国木花村木崎にて生まれ、9歳より当時京都に居た父の下に赴き作刀を学び始め、20歳ごろには盛んに父の代作を行ったといわれ、慶安5年(1652年)、24歳で父の死去に伴い国貞を襲名、同年に「和泉守」を受領、万治四年頃に朝廷より菊紋を茎に切ることを許され、寛文12年(1672年)8月より「真改」と名を改め、銘を「井上真改」と切るようになる。10年後の天和二年に五十三歳で急逝している。この刀は、3.3㎝と身幅広く、鋒詰まり、元先の幅差つく寛文新刀の姿に、小板目肌に、板目・杢目交じり、地沸厚くつき、地景細かく入り、明るく冴える地鉄は、さすがに大坂新刀屈指の美しさである。小のたれに、互の目・丁子刃交じり、足・葉よく入り、沸深くよくつき、粗沸を交え、砂流しかかり、匂深く、匂口明るく冴え、刃中もよく沸えて華やかとなる、地刃共に冴え渡る傑作である。丸に蔦紋は、久居藩藤堂家・岩村藩松平家などがある。 |


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