特別保存刀剣 

宇多国長 短刀

No.251588

短刀 宇多国長 室町前期永享頃 鮮やかに映り立つ働き豊かな皆焼風名品 九寸七分
¥420,000(税込)
銘表 宇多国長
寸法 刃長 29.3 cm (九寸七分)・ ・ 2.8 cm ・ 11.7 cm

239 g
越中 時代 室町初期
姿 平造。
板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵につき、映り鮮やかに立つ。
刃文 互の目に、小互の目交り、湯走り・飛び焼き・棟焼き掛り、皆焼風となり、足・葉よく入り、小沸付き、金筋・沸筋・砂流しかかり、匂口明るい。
帽子 地蔵風に小丸。
生ぶ、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。
ハバキ 銅一重。
説明

宇多鍛冶は、鎌倉末期に祖古入道国光が、その子、国宗、国房等一族を引き連れ、大和宇陀より越中に移住したのに始まり、南北朝時代から室町時代に渡り繁栄している。国長は、室町初期応永から永享にかけて活躍している。この刀は、身幅広く、浅く反りのつく姿で、板目肌に杢目交り、地沸微塵につき、鮮やかに映りが立つ地鉄に、互の目に、飛び焼き・棟焼き交り、皆焼風に乱れ、足・葉頻りに入り、小沸付き、金筋・沸筋・砂流し掛るなど刃中よく働き出来が良い。宇多国長在銘の健全な名品である。

 宇多国長 短刀 特別保存刀剣
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