重要刀剣
銘 兼信 短刀
No.839013
- 第22回重要刀剣 短刀 銘 兼信 兼氏子 草倶利伽羅蓮彫物見事 玉利三之助氏旧蔵品 現存希な在銘名品 光山押形所載
銘表 | 兼信 |
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登録証 | 東京都 昭和 4 年 11 月 25 日 |
寸法 | 刃長
29.6 cm (九寸八分)・
29.6 cm
・ 0.4 cm
・ 3.2 cm
・ 9.0 cm
0.55 cm ・ 9.00 cm 207 g |
国 | 美濃 時代 南北朝時代 |
姿 | 平造、庵棟、身幅広く、重ね薄く、反り浅くつく。 |
鍛 | 板目肌に、杢目肌交じり、棟寄り流れて、地沸つき、肌立ち、地景入る。 |
刃文 | 互の目に、飛焼き頻りに掛り、足・葉入り、小沸付き、所々粗めの沸を交え、金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。 |
帽子 | 乱れ込んで大丸。 |
彫物 | 表蓮に梵字、裏草の倶利伽羅に梵字を彫る。 |
茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目檜垣、目釘孔二。 |
ハバキ | 金無垢一重。 |
説明 | 正宗十哲の一人に数えられる兼氏が大和より美濃国志津の地に移り一派は栄えたが、後に子や門人である兼信・兼友・兼次・兼重らが同国直江の地に移住して作刀したため、南北朝時代に活躍したこの刀工達を直江志津と呼称している。兼信は、名を左衛門次郎といい、志津三郎兼氏の子と伝え、南北朝時代貞治から応安頃に活躍した。この刀は、身幅広く3.2cmあり、重ね薄く、浅く反りが付く延文貞治の堂々とした体配で、板目肌に、杢目交じり、地沸付き、地景入り、肌立つ地鉄に、互の目に、尖刃交え、飛焼き頻りに掛り、足・葉よく入り、金筋・沸筋・砂流し掛かり、匂口明るく冴え、抜群の出来である。草の倶利伽羅と他に類例のない蓮の葉の彫物が見事である。銘の「兼」の字形は兼氏と近く、子であることの裏付けともなり、資料的にも貴重で、兼氏と同様在銘品は何振りもない現存希な名品である。国宝第一号童子切安綱の国宝指定の時の所有者で、昭和5年の天覧剣道大会で有名な愛刀家玉利三之助氏の旧収蔵品である。 |

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