特別保存刀剣 

長船是光 寸延短刀

No.169135

備州長船是光 保存刀装具 銀沃懸地塗鞘合口拵付 映り立つ究極の応永肌に金筋太く掛る傑作 一尺二寸一分
ご成約
銘表 是光
登録証 東京都 令和 2 年 3 月 25 日
寸法 刃長 36.9 cm (一尺二寸一分)・ 0.4 cm ・ 2.8 cm ・ 10.1 cm
0.68 cm
262 g
備前 時代 室町初期
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、浅く反りつく。
板目肌つみ、杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、棒映り立つ。
刃文 中直刃に、小互の目交り、足・葉よく入り、匂出来、小沸つき、金筋太く掛る。
帽子 直ぐに小丸。
彫物 表裏に棒樋丸止、添樋を彫る。
生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一。
ハバキ 銀無垢地上貝金着二重。

日本美術刀剣保存協会 保存刀装具

銀沃懸地塗鞘相口短刀拵[江戸時代]

法量

長さ54.2cm 反り1.1cm

説明

縁頭栗形鐺 角金沃懸地。目貫 赤銅地八曜桐紋図容彫金色絵。 小柄 ・笄 赤銅魚子地桐紋三双図金色絵。 金と銀の沃懸地塗を施し格調高く保存状態も頗る良い名拵。

説明

応永頃の備前では、盛光・康光を代表として多くの名工を輩出した。是光は、盛光初代と時代を同じくし南北朝から応永にかけて活躍している。この刀は、身幅広く、浅く反りのつく、応永頃の寸延短刀で、杢目交じりの板目肌に微塵の地沸がつき潤いがある所謂応永肌と呼ばれる美しい地鉄に、棒映りが立ち、中直刃に、小互の目交じり、足・葉よく入り、匂出来、小沸つき、金筋太く掛かるなど刃中よく働き、頗る健全な優品である。

 長船是光寸延短刀 特別保存刀剣
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