特別保存刀剣 

虎徹 脇差

No.301784

長曽祢虎徹入道興里 山野加右衛門金象嵌裁断銘 重要候補 地刃明るく冴える傑作 一尺七寸八分
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銘表 長曽祢虎徹入道興里
銘裏 寛文五年三月十日 三ツ胴裁断 山野加右衛門六十八歳永久 花押
登録証 東京都 昭和 36 年 7 月 6 日
寸法 刃長 54.0 cm (一尺七寸八分)・ 1.2 cm ・ 3.0 cm ・ 2.0 cm ・ 3.1 cm ・ 14.9 cm
0.57 cm ・ 0.63 cm ・ 0.51 cm
507 g
武蔵 時代 江戸時代前期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反りやや浅く、中鋒。
小板目肌つみ、小杢目肌・杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。
刃文 のたれに、互の目交じり、湯走り二十刃掛り、足・葉よく入り、小沸よくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直に小丸。
生ぶ、先栗尻、鑢目筋違化粧、目釘孔一。
ハバキ 金着二重。

2021年8月保存・特別保存刀装具 審査中です。

説明

長曽祢虎徹は、江州彦根の長曽祢に生まれ、越前福井で甲冑師となり、承応頃(1652年)、五十歳の時に江戸に移り刀鍛冶に転じた。通称を三之丞と称し、入道して「こてつ入道」といい、初めは「古鉄」の字を用い、後に「虎徹」(はねとら銘)の文字を、さらに寛文四年からは「乕徹」(はことら銘)を使用している。年紀作は明暦二年から、延宝五年に渡り、延宝六年七十余歳で上野池之端に没する。当時その斬新な作風は一世を風靡し、新刀随一の巨匠として技量は高く評価されている。この刀は、身幅広く、反り浅い寛文新刀の姿で、小板目肌つみ、杢目肌に小杢目肌交り、地沸微塵に厚く付き、地景よく入る精良で美しい地鉄に、浅くのたれて、互の目交り、互の目が連れた所謂数珠刃と呼称される刃を交え、湯走り掛り、二十刃風となり、足・葉よく入り、小沸よく付き、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛るなど刃中よく働き、地刃明るく冴え渡る傑作である。

虎徹 脇差 特別保存刀剣
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