特別保存刀剣 

備前国住長船清光 刀

No.319916

黒蝋色塗鞘打刀拵付

刀 備前国住長船清光作 逆足入り金筋頻りに掛る傑作 身幅3.3cmの豪壮刀 二尺三寸一分
銘表 備前国住長船清光作
登録証 熊本県 昭和 30 年 9 月 17 日
寸法 刃長 70.0 cm (二尺三寸一分)・ 2.1 cm ・ 3.3 cm ・ 2.1 cm ・ 3.6 cm ・ 19.2 cm
0.75 cm ・ 0.85 cm ・ 0.53 cm
845 g
備前 時代 室町後期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、反り深く、中鋒延びる。
板目肌に、杢目・流れ肌交じり、地沸微塵につき、映り立ち、鉄冴える。
刃文 直刃調に、互の目・丁子刃交じり、足・葉逆がかってよく入り、小沸深くよくつき、金筋・砂流し頻りに掛り、匂口明るく冴える。
帽子 乱れ込んで先尖って返る。
生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一。
ハバキ 銅一重。

黒蝋色塗鞘打刀拵

長さ 96.3cm    反り 3.4cm

鐔 鉄地銀象嵌。 縁頭 素銅磨地桜図銀末紋。 目貫 赤銅牛図容彫。

説明

長船清光銘の始まりは鎌倉末期正和頃といい、室町末期まで代の継承が見られる。末備前中で、清光は直刃を得意として多くの作品を残しているが、中でも五郎左衛門尉清光と孫右衛門尉清光は上工として知られる。この刀は、身幅広く3.3cmあり、重ね厚く、反り深い堂々とした姿で、板目肌に、杢目交じり、地沸微塵につき、映り立ち、冴えた地鉄に、直刃調に、互の目・丁子交じり、逆がかった足・葉が頻りに入り、小沸深くよくつき、金筋・砂流し頻りに掛り、刃中よく働き、頗る健全で、匂口明るく冴えて出来が良い。

備前国住長船清光 刀  特別保存刀剣
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