特別保存刀剣

虎徹 脇差

No.541764

長曽祢虎徹入道興里 寛文四年六月吉祥日 金筋砂流し頻りに掛り匂深く地刃明るく冴える傑作 一尺六寸八分
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銘表 長曽祢虎徹入道興里
銘裏 寛文四年六月吉祥日
登録証 兵庫県 昭和 27 年 10 月 19 日
寸法 刃長 50.8 cm (一尺六寸八分)・ 0.5 cm ・ 2.9 cm ・ 2.0 cm ・ 2.9 cm ・ 14.7 cm
0.53 cm ・ 0.59 cm ・ 0.42 cm
428 g
武蔵 時代 江戸時代前期
姿 鎬造、庵棟、身幅尋常、反りやや浅く、中鋒。
小板目肌に、板目肌・流れ肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景入り、鉄明るく冴える。
刃文 のたれに、互の目交じり、湯走り二十刃掛り、足・葉よく入り、沸よくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直に小丸、やや深く返る。
生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔二。
ハバキ 金着二重。
説明

長曽祢虎徹は、江州彦根の長曽祢に生まれ、越前福井で甲冑師となり、承応頃(1652年)、五十歳の時に江戸に移り刀鍛冶に転じた。通称を三之丞と称し、入道して「こてつ入道」といい、初めは「古鉄」の字を用い、後に「虎徹」(はねとら銘)の文字を、さらに寛文四年からは「乕徹」(はことら銘)を使用している。年紀作は明暦二年から、延宝五年に渡り、延宝六年七十余歳で上野池之端に没する。当時その斬新な作風は一世を風靡し、新刀随一の巨匠として技量は高く評価されている。この刀は、寛文四年六月の年紀が入るはこ虎銘に変わる直前の作で、反りの浅い寛文新刀の姿を呈し、地沸微塵に厚く付き、地景入る冴えた地鉄に、互の目が連れた所謂数珠刃と呼称される刃を交え、さらに瓢箪刃も交え変化があり、湯走り・二十刃掛り、足・葉よく入り、沸よく付き、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛るなど刃中よく働き、覇気溢れ、匂深く、匂口明るく冴え渡る傑作である。

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