特別保存刀剣

虎徹 脇差

No.666625

長曽根興里虎徹入道 山野加右衛門金象嵌裁断銘 山内家伝来 家紋散金梨子地拵付 虎徹大鑑所載 重要候補 一尺五寸
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銘表 長曽根興里虎徹入道
銘裏 寛文元年五月十六日 山野加右衛門永久 花押 二ツ胴切落
登録証 高知県 昭和 26 年 9 月 19 日
寸法 刃長 45.5 cm (一尺五寸)・ 0.5 cm ・ 3.0 cm ・ 2.2 cm ・ 3.2 cm ・ 14.3 cm
0.51 cm ・ 0.59 cm ・ 0.50 cm
431 g
武蔵 時代 江戸時代前期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反り浅く、中鋒。
鍛は、小板目肌つみ、小杢目肌交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かく入り、鉄明るく冴える。
刃文 大互の目に、小のたれ交じり、湯走り掛り、足・葉よく入り、沸深くよくつき、沸筋・砂流し頻りに掛り、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直に小丸。
生ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔二。
ハバキ 金着一重。

三ツ柏紋散金梨子地塗鞘拵[江戸時代]

法量

長さ74.6cm 反り2.2cm

説明  

鐔 赤銅地波竜図金色絵。 

縁頭 赤銅魚子地這い竜図金色絵。 

目貫 赤銅地這い竜図金色絵。

小柄 赤銅魚子地鐘巻竜図金色絵。

説明

長曽祢虎徹は、江州彦根の長曽祢に生まれ、越前福井で甲冑師となり、承応頃(1652年)、五十歳の時に江戸に移り刀鍛冶に転じた。通称を三之丞と称し、入道して「こてつ入道」といい、初めは「古鉄」の字を用い、後に「虎徹」(はねとら銘)の文字を、さらに寛文四年からは「乕徹」(はことら銘)を使用している。年紀作は明暦二年から、延宝五年に渡り、延宝六年七十余歳にて上野池之端に没する。当時その斬新な作風は一世を風靡し、新刀随一の巨匠として技量は高く評価されている。この刀は、身幅広く、反り浅い寛文新刀の姿で、小板目肌つみ、地沸微塵に厚く付き、明るく冴える精良で美しい地鉄に、大互の目に、互の目が二つずつ連れた所謂瓢箪刃と呼ばれる刃を交え、湯走り掛り、足・葉よく入り、小沸が深くよく付き、沸筋・砂流しかかるなど刃中の働き見事で、匂口明るく冴える、虎徹の前期のいわゆる「おくさと銘」の典型的な作で、地刃明るく冴え渡る代表作と言える傑作である。家紋散金梨子地塗鞘拵が附帯する山内家伝来の名品である。

 長曽根興里虎徹入道 脇指 特別保存刀剣
 長曽根興里虎徹入道 脇指 特別保存刀剣
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