特別保存刀剣
左 脇差
No.678311
- 額銘 左 行吉 大左一門 富山2604号大名登録 金筋掛り地刃明るく冴える名品 一尺六寸一分
銘表 | 行吉 |
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登録証 | 富山県 昭和 29 年 7 月 18 日 |
寸法 | 刃長
48.9 cm (一尺六寸一分)・
0.6 cm
・ 2.8 cm
・ 14.0 cm
0.41 cm ・ 0.75 cm 485 g |
国 | 筑前 時代 南北朝時代 |
姿 | 長巻直し造、庵棟、身幅尋常、反りやや浅くつく |
鍛 | 板目肌に、杢目交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、映り立つ。 |
刃文 | 直刃調に、小互の目交じり、ほつれ・湯走り・二十刃掛り、足・葉よく入り、小沸深くよくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りにかかり、匂口明るく冴える。 |
帽子 | のたれ込んで焼きつめる。 |
茎 | 磨上、先栗尻、鑢目勝手下り、目釘孔一。 |
ハバキ | 銅一重。 |
説明 | 筑前国左文字は、大左と通称され、実阿の子と伝え、銘文の左は、左衛門三郎の略という。相州正宗十哲の一人に数えられ、それまでの古典的な九州物の作域から大いに脱皮し、地刃共に明るく冴え、地景や金筋の目立つ新作風を確立した。現存する在銘の太刀は、国宝の「江雪左文字」のみであるが、短刀の作例は比較的多く残されている。左一門は、南北朝期に大いに栄えたが、大左の子と伝える貞吉・安吉を始め弘行・国弘などがいて、これら左一門を末左と呼称する。行吉は、弘行の子で、南北朝後期に活躍している。この刀は、行吉在銘の長巻直しで、額銘ながら銘は明瞭に残されている。身幅尋常、鎬の高い菖蒲造の姿で、板目肌に、杢目肌交じり、地沸が微塵に厚くつき、地景がよく入り、肌だちごころに、やや黒みを帯びた地鉄に、直刃調に、小互の目交じり、足・葉よく入り、小沸深くよくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りにかかる、刃中よく働き、地刃明るく冴える在銘の名品である。 |

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