特別保存刀剣 

相州正広 刀

No.912813

相州正広 広光門 南北朝時代 皆焼華やかに乱れ金筋掛り地刃明るい傑作 一尺二寸
¥800,000(税込)
銘表 正広
登録証 神奈川県 昭和 48 年 9 月 6 日
寸法 刃長 36.5 cm (一尺二寸)・ 0.7 cm ・ 2.8 cm ・ 10.5 cm
0.47 cm
222 g
相州 時代 南北朝時代
姿 平造、三ツ棟、身幅広く、重ね薄く、浅く反りつく。
板目肌に、杢目肌交じり、地沸微塵につき、地景入る。
刃文 焼き幅大きな互の目に、飛び焼き・棟焼き頻りに掛り、皆焼となり、足・葉よく入り、小沸深くよくつき、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂口明るい。
帽子 乱れ込んで小丸。
生ぶ、先切、鑢目切、目釘孔二。
ハバキ 銀着一重。
説明

正広は、正宗門とも広光門とも伝え、名を九郎二郎といい、南北朝時代貞治頃から南北朝後期の年紀作がある。この刀は、身幅広く、重ね薄く、浅く反りのつく南北朝時代の典型的な姿を呈し、重ねの薄い造り込みから長谷部とも思われる作で、板目に杢目、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、明るい地鉄に、華やかな皆焼を焼き、足・葉頻りに入り、小沸付き、金筋・沸筋・砂流し頻りに掛り、匂口明るい傑作である。

 相州正広 刀 特別保存刀剣
安心サービス