特別保存刀剣 

元平 脇差

No.999763

奥大和守平朝臣元平 興弟元安造之 文化三卯春 身幅3.3cm重要候補兄弟合作刀 一尺五寸六分
ご成約
銘表 奥大和守平朝臣元平 興弟元安造之
銘裏 文化三卯春
登録証 大分県 昭和 39 年 6 月 3 日
寸法 刃長 47.4 cm (一尺五寸六分)・ 0.9 cm ・ 3.3 cm ・ 2.5 cm ・ 5.0 cm ・ 15.3 cm
0.55 cm ・ 0.69 cm ・ 0.53 cm
530 g
薩摩 時代 江戸時代後期
姿 鎬造、庵棟、身幅広く、反りやや浅く、先幅広く、中鋒延びる。
杢目肌に、小杢目肌交じり、地沸厚くつき、地景太く入り、鉄明るく冴える。
刃文 互の目に、尖刃交じり、飛び焼き掛り、足太く入り、地刃盛んに沸づき、沸深く付き、粗沸を交え、金筋掛り、匂深く、匂口明るく冴える。
帽子 直ぐに中丸、砂流し掛る。
生ぶ、先入山形、鑢目筋違、目釘孔一。
ハバキ 金着二重。
説明

元平は、延享元年(1744)に奥元直の嫡子として生まれ、名を奥考左衛門と称し、父のもとで鍛刀の技術を学び、38歳で薩州島津家藩工となり、寛政元年には大和守を受領している。伯耆守正幸と共に薩摩新々刀の双璧と言われ、新々刀屈指の名工である。文政九年七月十五日84才没。この刀は、元平64才の作で、身幅広く3.3cmもあり、先幅も広く、鋒延びる豪壮な体配で、大小の地沸がキラキラと輝き、太く地景が入る美しく冴えた地鉄に、沸匂極めて深い互の目乱れを焼き、足太く頻りに入り、地刃盛んに沸づき、金筋掛るなど働き豊かで、地刃共に冴え渡り、覇気溢れ、頗る健全な最高傑作である。元平には、次男元武・三男元安と2人の弟がいるが、元安との合作刀は少なく希少である。

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