特別保存刀装具 

赤坂鍔 忠時

No.018408

忠時 波濤透鍔
¥320,000(税込)
極め 忠時
法量 縦 7.8 cm ・ 7.6 cm ・ 0.6 cm ・ 100.0 g
武蔵
時代 江戸時代
説明

丸形 鉄地 地透 丸耳

赤坂派の初代・二代の忠正親子が江戸へ寛永頃移住し、尾張透の手法と京透の工法に工夫を加えて鐔を制作し、幕末頃まで栄えた。初・二・三代(古赤坂)は、鉄地の鍛が良好で造形は丸形、丸耳で厚手のものが多く、角丸風造りも見られる。四代目忠時の頃から鐔もやや薄くなり、精巧な造込となった。赤坂という呼称はこの一門の職人たちの居住地(現在の東京都港区の赤坂一帯)から用いられた。

赤坂派 忠時(初代)彦十郎といい、忠宗と同人。本姓は保津美氏とも記す。

在職期間宝永四年(1707)から39年間で晩年は家督を二代忠時に譲り、忠宗と称した。武州赤坂住彦十郎忠時、赤坂彦十郎忠時と銘する。

鉄地丸形に社頭、桐、薄、茶筌、末広、茗荷などの図案風な地透鍔を造る。

延享三年(1746)に没した。

忠時 波濤透鍔
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