保存刀装具 

林鍔

No.373692

林 松樹塩屋透鍔
¥180,000(税込)
極め
法量 縦 8.0 cm ・ 8.0 cm ・ 0.5 cm ・ 117.0 g
肥後
時代
説明

丸形 鉄磨地 地透 毛彫 角耳小肉

中心孔竪 2.52cm  中心孔竪0.91cm

林一派は同国飽田郡春日村に住したので春日派ともいわれ,平田,西垣,志水の3家とともに肥後金工の四大派を形成した

林家の家系は、又七を初代にとし、二代藤平(重光)三代藤八重房 四代平蔵重次五代又平勝家(家久)六代又八 七代藤七と継承して幕末期まで繁昌した。 

林家初代又七は、通称を清三郎といい、1605年(慶長10鉄砲工・清兵衛の次男として生まれる。またの説に1613年(慶長13)生まれとするものもある。

肥後熊本藩主細川忠利に抱えられ,鐔工に転じて肥後鐔を完成した。林家はその主流をなし,とくに又七は肥後金工の祖といわれている。又七の作風は,鉄鍔の製作を得意とし、鉄の鍛が抜群によく 鉄錆のよさに加えて金象眼の巧みさと精巧な透しに特色がある。重要文化財の「破扇(はせん)桜象眼鐔」「桜九曜文透象眼鐔」をはじめ、遠見松透、投桐(なげぎり)透、御紋透などがある。

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