保存刀装具 

伊藤鍔 正方

No.430595

武州住正方 竹透鍔
ご成約
銘表 武州住正方 竹透
法量 縦 7.4 cm ・ 6.9 cm ・ 0.5 cm ・ 95.0 g
武蔵
時代 江戸時代
説明

竪丸形 鉄地 肉彫地透 象嵌 角耳小肉

伊藤派は江戸幕府の鍔専門工として活躍した。

元禄時代の正長を初代として二代正垣ー三代正方ー四代正吉ー五代正近ー六代正種ー七代正也ー八代正乗ー九代正広ー十代正隆と継承している。

正方(政方)は、通称をはじめ源二郎といい、家督を相続してから甚右衛門と改めた。細透彫を得意とし、正恒の子であるとも言われ安永三年(1774)没した。

作風は、鉄地丸形で肉彫地透の伊藤式のものが得意でこれに糸透、小透、金の布目金象嵌などを施し、板鐔に鋤出工法で色絵の作などもある。図柄は笹竹、秋虫、帆船などがあるが草木類が多い。

武州住正方 竹透鍔/鐔
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